案外多め!?春の「掛け持ち」俳優
昔は同じクールのドラマの「掛け持ち」は憚られる雰囲気があったようですが、近年は売れっ子のバイプレイヤーを中心に、「掛け持ち」俳優・女優が珍しくなくなりました。
2022年4月期の春ドラマですと、まず広瀬アリスさんが2つの作品に主演掛け持ちすることが話題です。『恋なんて、本気でやってどうするの?』は王道恋愛ドラマだけにしっとりと演じつつ、『探偵が早すぎる2』はコメディで変顔も披露。
主演と脇役の掛け持ちパターンですと、向井理さんは『先生のおとりよせ』が主、『悪女』は脇。古川雄大さんは『ねこ物件』で主、『嫌われ監察官 音無一六』が脇。 浅香航大さんは『今夜はコの字で2』に主、『村井の恋』では脇。
神尾楓珠さんは『17才の帝国』が主、『ナンバMG5』『先生のおとりよせ』で脇。江口のりこさんは『ソロ活女子のススメ2』で主、『悪女』では脇。倉科カナさんは『寂しい丘で狩りをする』が主、『正直不動産』が脇。
朝ドラや大河ドラマと民放ドラマの掛け持ちも多く、放送中の『鎌倉殿の17人』との掛け持ちでは、大泉洋さんが『元彼の遺言状』、江口のりこさんは上記作品、堀田真由さんは『クロステイル 〜探偵教室〜』といった具合。
4月からスタートの朝ドラ『ちむどんどん』の掛け持ちは、上白石萌歌さんの『金田一少年の事件簿』、山田裕貴さんの『特捜9』、飯豊まりえさんの『恋なんて、本気でやってどうするの?』があります。
『受付のジョー』&『カナカナ』の橋本じゅんさんなど、まだまだ探せばたくさんいそうな「掛け持ち」俳優。作品ごとの演じ分けを楽しむのも一興です。