女優ノート『木南晴夏さん』
気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『レンアイ漫画家』&『泣くな研修医』に出演する木南晴夏さん。
名バイプレイヤー、芸能界一のパン好き、美人姉妹女優、夫は玉木宏さんなど、多彩な顔を持つ木南さん。2001年に「第1回ホリプロNEW STAR AUDITION」でグランプリを獲得し芸能界入り。当初は、アイドル活動をやっていました。
2004年からは女優業にも進出し、朝ドラ『風のハルカ』(2005年)などにも出演していましたが、一躍注目されたのが映画『20世紀少年』(2009年)。原作漫画の小泉響子役を演じたのですが、これがそっくりだと話題に。
1969年、少年ケンヂは、仲間たちと「よげんの書」を作り上げた。1997年、大人になったケンヂ(唐沢寿明さん)の周りで、次々と不可解な事件が起こり始め、世界各国では謎の伝染病による大量死が相次ぐ。2000年12月31日。「よげんの書」に書かれた人類が滅亡する“その日が訪れる…。
一番有名な作品といえば『勇者ヨシヒコ』シリーズ(2011-2017年)のムラサキ役でしょうが、ここはスルーで、『せいせいするほど、愛してる』(2016年)。木南さんは、主人公(武井咲さん)が不倫する副社長(滝沢秀明さん)の妻役で、「この泥棒猫!」「メス豚!」と振り切った演技。
ティファニージャパンの広報部に勤める栗原未亜(武井さん)。彼女は研修の一環で広報部に来た自社の副社長・三好海里(滝沢さん)の教育係として行動を共にし、少しずつ心惹かれていく。
最後はゲスト出演ながら、最終回のトリを任された『コウノドリ』(2015年)。木南さんは、入院中に突然意識を失い、心肺停止に陥ってしまった妊婦役。医師たちは、妊婦と胎児の両方を救うために「死戦期帝王切開」に挑むのですが、これが鳥肌ものの名シーン。傑作でした。
とあるライブハウスでは、謎の天才ピアニストBABYがライブ演奏中。実はBABYの正体は、産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛さん)。ライブの最中に緊急の連絡が入ったため、サクラは病院へと急いだ。元気に無事に赤ちゃんが生まれてくること自体が奇跡の連続。リアルな産科医療の現場を描き出す。