ドラマ日記『あのコの夢を見たんです。』(第5話)
山里亮太さんの妄想小説を実写ドラマ化した『あの夢』第5話。今回は、ドラマ初主演した『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』(2019年)以来のテレ東ドラマ登場の大原櫻子さん。
理不尽な社会の中で、感情を押し殺しながら生きてきた会社員の山里(仲野太賀さん)の前に、風船ガムを割る不思議な少女(大原さん)が現れます。それから、少しづつ山里は変わり始め…というストーリー。
毎回、テイストが変わる本作。これまでは恋愛もの多めで、メインゲストが主、仲野さんが脇にまわることが多かったのですが、今回は逆転。山里の会社内の出来事を軸に描かれました。
大原さんは後半までセリフもなく、動きと表情だけで妖精感を出すという、難しい芝居を好演。
最後は山里がついに本当のことを語りだし、倍返しとはいかないけれど、爽快感のあるエンド。「描いた理想の自分に いちにのさんで変われたら どんなに幸せだろうと毎日考えている」…山本彩さんの曲「ゼロ ユニバース」がいつも以上に染みました。
次回は今話題の渦中の山本舞香さん。得意の空手を活かしたストーリーのようですので、次週も楽しみ。