2004年(平成16年)を振り返る
朝ドラ『おむすび』は、主人公の結(橋本環奈さん)が高校に入学した2004年(平成16年)からスタートしました。ついこの間のような気もしますが、すでに20年前なんですね。
個人的に特別な思いがある場合を除けば、○○年(〇月〇日)がどんな年(日)だったか、明確に覚えている人は少ないかも知れません。特に、齢を取れば取るほどその傾向は強まり。自分も昭和最後の日は鮮明に覚えていますが、平成最後の日はさっぱり。
では、2004年はどんな年だったのか。Wikipediaの「2004年の日本」を参考に見ていきましょう。まず、総理大臣は小泉純一郎さんでした。官房長官は、後に首相になる福田康夫さん。福田赳夫元首相の長男なので、親子二代は初めてであり、唯一かな。
話しを急に公開映画に振りましょう。この年は結構見ていたようで、『花とアリス』『世界の中心で、愛をさけぶ』『下妻物語』『深呼吸の必要』『海猿 ウミザル』『スウィングガールズ』『いま、会いにゆきます』『血と骨』『イノセンス』『ハウルの動く城』、どれも映画館で観ていました。
ドラマ版『世界の中心で、愛をさけぶ』もこの年で、同時進行でプロジェクトが進んでいたんでしょうね。大河ドラマは『新選組‼』、唐沢寿明さん版『白い巨塔』、中居正広さん版『砂の器』、木村拓哉さんの『プライド』…竹内結子さん…。
名曲が多く生まれた年でもありました。『やさしいキスをして』(DREAMS COME TRUE)、『3月9日』(レミオロメン)、『奏』(スキマスイッチ)、『青いベンチ』(サスケ)、『瞳をとじて』(平井堅)、『花』(ORANGE RANGE)、『栄光の架橋』(ゆず)。アテネ五輪の年でしたね。NHKアナの実況中継の名セリフと共に記憶に残ります。
毎年の事ですが、さまざまな事件も多く発生。その内のいくつかは、映画のモデルになっていますね。「三菱リコール隠し事件(『空飛ぶタイヤ』)」、「Winny事件(『Winny』)」「大牟田4人殺害事件(『全員死刑』)」。
最後はこの年の流行語大賞で締め。年間大賞は「チョー気持ちいい」(北島康介さん)。トップテン入賞は「気合だー!」(アニマル浜口さん)、「自己責任」、「新規参入」(堀江貴文さん)、「負け犬」(酒井順子さん)、「冬ソナ」など、懐かしい。『おむすび』にも、どれか登場するかな。
余談:伊集院光さんらが出演したNHK『新幹線タイムマシン』を「NHKプラス」で視聴。新幹線のスタートから未来まで、教養番組を超えた面白さがありました。新幹線の食堂車を利用したこともあるし、寝台列車に乗ったこともある。青春18きっぷを徹底活用したりと、鉄道の想い出は色々。