ドラマ日記『最高のオバハン 中島ハルコ』(第0話)
東海3県(愛知・岐阜・三重)をエリアとする東海テレビ。準キー局とローカル局の間ぐらいだと思いますが、自社制作の連続ドラマを、フジテレビ系列で全国放送しています。
元々は『愛の嵐』や『真珠夫人』などの昼ドラを制作していましたが、フジの改編に伴い、2016年からは「オトナの土ドラ」として、土曜夜11時台の枠となりました。
キー局よりも攻めた作風で、佳作・名作も多い印象。『火の粉』(2016年)、『さくらの親子丼』(2017年)、『限界団地』(2018年)、『絶対正義』(2019年)、『恐怖新聞』(2020年)と、こうして並べてみるとなかなかのラインナップ。
そんな同枠で4月からの放送が決まった『最高のオバハン 中島ハルコ』。林真理子さんの原作に惚れ込んだ、東村アキコさんがコミック化した、『ハイパーミディ 中島ハルコ』が原作のようです。脚本は『SPEC』、『民王』の西荻弓絵さん。
還暦バツ2で美容クリニックの敏腕経営者中島ハルコ。人の弱点を看破し、容赦なく傷をえぐっていく彼女に、長年不倫に悩む編集者の菊池いづみが翻弄されいく、痛快毒舌エンターテイメント。
ハルコ役には大地真央さん、いづみ役には松本まりかさん。大地さんがフジテレビ系列で主演するのは『女ねずみ小僧』(1989年)以来。松本さんは連ドラレギュラーが途切れなくなりましたね。すっかり売れっ子。