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俳優ノート『安田顕さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2022年冬ドラマ『しもべえ』に主演&『逃亡医F』に出演する安田顕さん。演劇ユニット・TEAM NACSのメンバーで、アミューズと業務提携するCREATIVE OFFICE CUE所属。

TEAM NACSの中では、大泉洋さんと共に、早くから全国区のドラマに起用されるようになった安田さん。『ハケンの品格』『ホタルノヒカリ』(2007年)、朝ドラ『瞳』(2008年)を経て、『親孝行プレイ』(2008年)で初主演。

その後も、『SPEC』(2011年)、『ゴーイング マイ ホーム』(2012年)、『みんな!エスパーだよ!』(2013年)、『隠蔽捜査』(2014年)などで存在感を発揮する中、まず挙げたいのが『アオイホノオ』(2014年)の庵野ヒデアキ役。主演の柳楽優弥さんとの怪演対決も最高な傑作。

女装ハイジ役の『問題のあるレストラン』(2015年)も傑作でしたが、安田さんがさらに知名度を増した、本格ブレイク作と言えば『下町ロケット』(2015年)になるかも知れません。主人公(阿部寛さん)の右腕の技術開発部長役として、経理部長役の立川談春さんと共に、ドラマを支えました。

『重版出来!』(2016年)、『小さな巨人』(2017年)、『正義のセ』(2018年)、『アリバイ崩し承ります』(2020年)などクセのある役が多い安田さんですが、『俺の話は長い』(2019年)で演じた妻(小池栄子さん)の尻に敷かれる夫役も巧みで、新鮮でした。これもまた傑作。

あっ、『HK 変態仮面』…。


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