女優ノート『長井短さん』
気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『武士スタント逢坂くん!』に出演する長井短(ながい みじか)さん。キューブ所属。夫は俳優の亀島一徳さん。
“ネガティブすぎる女栗原類”として、『アウト×デラックス』などのバラエティーで注目された長井さん。演劇とモデルの二足の草鞋を履く珍しいスタイル。近年は、ドラマでもよく見かけるようになりました。
まずは『家売るオンナの逆襲』(2019年)。好評だった『家売るオンナ』(2016年)の続編で、前作に登場していたテーコー不動産社員・室田(新木優子さん)の後釜ポジション。イマドキ若手社員でやる気がないものの、徐々にクセになる個性的なキャラ。存在感を残しました。
北川景子主演による痛快お仕事ドラマの2ndシーズン。結婚して屋代課長(仲村トオルさん)と公私共にパートナーになった天才的不動産屋・三軒家万智(北川さん)は、古巣・テーコー不動産からの熱烈ラブコールを受け、夫婦揃って新宿営業所に復帰することに。
次はメインキャストの一人を演じた『時をかけるバンド』(2020年)。長井さんは、ネガティブで常に最悪のことを妄想してしまう、ガールズバンドのベース担当の汐里役。白石聖さんが可愛い佳品。
自称未来からやってきた音楽プロデューサーの亮(三浦翔平さん)が、ヒロイン有希(白石さん)、汐里、瞳子(大原優乃さん)という女の子3人のガールズバンド「ちゃあはん」をプロデュースし、彼女たちをスターダムに導いていく。
『書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜』(2021年)でも、やる気のないアシスタントプロデューサー役でレギュラー出演していた長井さんですが、最後は山姥役としてゲスト出演した『妖怪シェアハウス』(2020年)をどうぞ。テレビ朝日のドラマ出演多めな長井さんでした。
くず男にお金も仕事も家も奪われた、どん底気弱女子(小芝風花さん)を、都内のシェアハウスに住み妖怪たちが“奇想天外”な方法で救うホラーコメディ。