アニメに役立つ!?軍隊の「階級」
安住紳一郎さんがラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』で、「私、自衛隊の腕章を見るのが癖だから。元々、自衛隊の街で育ちましたので。友達のお父さんの階級が目に入っちゃったりしてね。『へー、もう三等陸佐か』なんて思ったりね」などと、思わぬミリタリーオタクぶりを披露。
軍事関係好きには常識ですが、案外日本人には疎いかも知れない軍隊の「階級」。日本の現代劇のドラマに登場することは稀ですが、アニメや戦前を描く作品には頻繁に出てきますので、実例で挙げていきましょう。
上から順に行きましょう。まずは元帥。『銀河英雄伝説』ではみんな出世するので、結構元帥が多いのですが、ロイエンタールを挙げておきましょう。あと、『ONE PIECE』のセンゴク。実在の元帥ですと、東郷平八郎や山本五十六(死後追贈)がいますね。
次は将官(大将・中将・少将・准将)。『銀河英雄伝説』多めになりますが、人気キャラとして外せないキャゼルヌ中将。ドラマ『空飛ぶ広報室』でモト冬樹さんが演じたのが航空幕僚長(空将)。実在ですと、映画『日本のいちばん長い日』にも登場する阿南惟幾(陸軍大将)。
続いて佐官(大佐・中佐・少佐)。『鋼の錬金術師』のロイ・マスタングが大佐。『攻殻機動隊』の草薙素子が少佐。実在ですと、特攻に異議を唱えて戦い続けた美濃部正少佐がいます(戦後は空将)。
最後は尉官(大尉・中尉・少尉)。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のアムロ・レイが大尉。『はいからさんが通る』の伊集院忍が少尉。実在ですと、エンタープライズに体当たりし大破させた、零戦パイロットだった富安俊助中尉がいます。
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