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ドラマ日記『七人の秘書』(第6話)

要人に仕える名もなき「秘書」たちとその元締め「影の男」が、理不尽な日本社会を変えていく痛快ドラマ『七人の秘書』第6話。サラン(シム・ウンギョンさん)が父・白鳥(リリー・フランキー)と再会する感動回に。

第6話視聴率も14.6%と、今期民放ドラマのトップを走る本作。テレ朝木9枠の強さ、『ドクターX』のスタッフ陣、豪華キャストなど理由は色々考えられますが、ターゲット層の好みに合っているというのが正解な気はします。

今回は、心筋梗塞で倒れた南都知事(萬田久子さん)のために、財務大臣の粟田(岸部一徳さん)が心臓外科の名医・白鳥を手配。その影響で、白鳥が執刀する予定だった青果店主の手術が断られてしまい…というストーリー。

南が自分の思い通りにならないとなったら、即方向転換し、手術を失敗するよう依頼する粟田は、さすがにやり過ぎキャラでは。白鳥も、大学予算のためにグレーなこともする人物かと思われましたが、大金を積まれてもきっぱり断割る展開。

ここからサランと白鳥の親子対面。自分たちを捨てた父に対し、愛憎半ばだったのでしょうが、ホワイト白鳥を見て、尊敬の念が勝ったってことかな。医学のために妻子を捨てたと語りながらも、娘への想いを滲ませるリリーさんの名演。シム・ウンギョンさんの無駄遣いも、ここで少し報われた感。

来週はサランがまさかの粟田の秘書に。弱みを握られたのか、それとも敢えて内側から情報収集ということか。これだけ視聴率がいいと、シリーズ化されそうですが、再び7人を集めるのは大変そうです。


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