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ラジオ日記『安住紳一郎の日曜天国』
毎回面白いレギュラー番組というのは中々ないもので、自分が好きなドキュメンタリー系でいえば、評価の高い『プロフェッショナル 仕事の流儀』『ドキュメント72時間』『情熱大陸』でさえ、神回もあれば、凡庸な回もあり。
ラジオ番組も同じこと。基本的に面白い番組しか聴きませんが、それでも毎回“波”はあり。知人のディレクターの言葉を借りるなら「前回は二塁打だったけれど、今回は振り逃げセーフ。三振だけはしたくない」。最低限のレベルをキープするのはプロの条件だとしても、やはり出来不出来はあるもの。
【12月27日放送】
— TBSラジオ 安住紳一郎の日曜天国 (@nichiten954) December 27, 2020
「2020年 総集編」
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(41分17秒)#安住紳一郎 #中澤有美子#nichiten #日曜天国#TBSラジオ #ラジオクラウド
そんな中、日本のラジオ番組の中で、常に高水準で面白く、たまにホームランもかっ飛ばすのが『安住紳一郎の日曜天国(にち10)』。TBSの看板アナである安住さんがMCを務める、日曜日の午前中約2時間の生放送。
近年はちょっとTBSの看板を背負わされ過ぎな安住アナですが、優等生的な仮面を脱ぎ捨て、最も自由にふるまっているのがこの『にち10』。皮肉屋で、ブラックで、人情家な一面が垣間見れるこの番組を聴かずして、安住アナファンを名乗ることはできません。
冒頭の長めのフリートークがまず聴きどころ。その後、いくつかのコーナーを経て、ゲストコーナー。ここも人選がなかなかユニークで、自分が好きなのは、定期的にやってくる歴史家の磯田道史さん。磯田さんは普段から圧倒的に面白いんですが、安住さんとの相性も抜群。
エンディング前のリスナーのお便りも聞き逃せません。時折、感動的な内容のお手紙があり、安住アナも感極まって涙ぐむことも度々。アシスタントの中澤有美子アナが代読したことも。聴いているこちらも号泣。
今週は年末ということで、「2020年総集編」だったのですが、小学校5年生の時から年1回電話で交流している、リスナーのケンイチロウ君に生電話。過去の放送回がダイジェストで紹介されると共に、現在は自衛隊幹部候補生として福岡で訓練中とか。彼女もできたそうで、ちょっと胸アツ。
他にもたくさんの神回、伝説がありますので、Youtubeで漁ってみてください。「白鷺の姉御スペシャル」なんていうのもあります。日曜の午前は『にち10』、おすすめです。