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清風堂書店閉店

大阪メトロ谷町線東梅田駅の上くらいにある清風堂書店が今月いっぱいで閉店とのこと。
あまり寄ったことはないが(だから閉まるのだ)、ヘイト本を置かないという、その理念は素晴らしいと思っていました。

ヘイト本がなぜ売れるのかということについては、考えないこともないですが、まあ総じて言えば、自信のなさ、余裕のなさが背景にあると思っています。僕たちが子供の頃の日本は、飛ぶ鳥を落とす勢いがあったと思います。その頃は、どこかの国が何か言っていても、「あ、そうですか」で済ませられた。自信と余裕があったからだと思っています。

さて。

大阪にはヘイト本を置かない宣言をしている書店もありまして、立派だなぁと思っています。
上の記事では、なぜヘイト本が書店に並ぶのか、出版業界のシステムについて書かれています。

曰く、ヘイト本を置かないと儲からないシステムになっていると。
詳しくは元記事を読んでいただきたいですが、書店に本を卸す業者が、売れ残った本とかを、勝手にどさっと送ってくると。そしてその代金を請求するようなシステムになっていると。ヘイト本が売れ残っていたら、それがどさっと送られてくる。すると、送られてきた書店はそれを買い取らなければならない。買い取ったら売らなければならない。で、ヘイト本が書店に並ぶと。

なんと。

こういうシステムに異議を唱えた書店のお話が書かれています。

ご一読を。


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