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日本の医療者の役割と働き方の最適化(海外公衆衛生大学院 インターンシップ 成果物)

はじめまして、AShです。

現在、日本に滞在しながら米国東海岸にある公衆衛生大学院にリモート留学中です。公衆衛生修士課程に所属し、社会行動科学(Social Behavioral Science)を学んでいます。時差が14時間あるので、授業は日本時間の未明にあるのがほとんどです。ほとんどレコーディング授業を聞きながら勉強しており、台湾やベトナムから同じように奮闘している学生と協力しながらなんとか乗り切っています。

新型コロナ感染症によりフルリモートになると2020年6月に決まったために、急遽フルタイムからパートタイム学生に切り替え、医療政策系のシンクタンクでのインターンシップを申し込みました。学業との並行にかなり苦しんで、全く動けない時期もあったのですが、なんとか1つ成果物が出ましたのでご報告させていただきます。

タイトル
「日本の非感染性疾患に関わる医療者の役割と働き方最適化に向けた調査」
です。

これは英国に本部を有するNCDアライアンスというNPO団体が関わる国際プロジェクトであり、日本のヘルスケアシステムに関するlieterature reviewとfocused group intervewをまとめた提言書になります。

所属しているnon-communicable diseases(NCDs)チームでは、勤務医の働き方改革にからませて、サービス供給側に焦点を当てて分析を行いました。政策議論と現場のギャップ、現場における高度専門性を有する看護師の可能性などを検討しています。

あくまで個人的な意見ですが、この報告書の先には

Advanced nurse → 高度専門性を有する看護師の育成と法改正による裁量拡大
診療(診察、処方、簡単な手術・処置)の一部を権限シェア(地理的条件などあり)

といった日本のヘルスケアにおける、新しい展開の議論につながればと期待しています。

ウェブサイトと報告書(PDF)はこちら。


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