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蟹サイン新月「‘悲しみ’はある。でもそれを‘苦しみ’にしないこと」

2024年7月6日 7:57
蟹座で新月が起こりました。

2週間後の満月、あるいは
半年後の蟹座満月に向かうための
新たなスタート地点、それが新月です。

仏教に「持戒」——良い習慣を持つこと
という意味の言葉があります。

お釈迦さまが亡くなったあと
インド中に散った弟子たちが
毎月、新月と満月の夜に
インド中から集まり
お互いの修行が師の教えに沿っているか
確認をしあうミーティング(ウポーサタ)が
行われていたそうです。

2週間ごとに仲間たちと共に
自分をふりかえるという戒(いましめ)
——良き習慣。

新月は、毎月テーマを教えてくれます。
お互いに語り合える
良き仲間に出会えることを願いつつ…

あるいは語り合える相手とは
自分自身なのかもしれません。

2024年 蟹座新月のテーマは
「Resilience」回復力。

感情が支配する「水」のサイン
蟹座に太陽と月と、金星がいます。

もし日常に飽き、変化を渇望しているなら
まさにあなたが望んでいた予測不可能な時期。
特に「守りたい、守らなければ」と
思っていたものが突然かたちを
かえるかもしれません。

子ども、家族、仕事の環境——

変化することは悲しみを伴うにちがいない
と、身構えてしまいますが
悲しみは、ただ「悲しい」という
「感情」であることを思い出してください。

悲しいと思うことは
苦しみとイコールではないのです。

悲しいをコントロールしようとするから
苦しくなってしまうのです。

「悲しい」という感情が、
ただそこにあることを
認めてあげるだけでいいのです。

それこそが回復力=Resilience

今回の蟹座新月には
土星の強力なサポートがあります。
習慣化することが得意なこの星は
今、新月と同じ水のサイン、魚座にいて
感情がただ金魚鉢の中で漂うようにと
支えてくれているのです。

だから安心して
悲しい!楽しい!不安!安心!
揺れ動くさまざまな感情を
ままに受け取ってください。

そして今
自分より上のポジションから
押さえつけられて息苦しい人には
自己主張ができるような
流れもきています。
人間関係の変化は
起こるべくして起こるものです。

恋愛なら、まずは
性別を超えた友情がを育てるほうが
スムーズかもしれません。

すべての行動のベースにあるのは
今の感情を「ままに」受け止めた自分。
それ自体が苦しみをもたらすことはないと
いつでも自分を安心させてあげること。

それが蟹座新月のテーマ「回復力」です。


先日、新札がそろそろ発行されるね
という雑談から
お釣りにピン札をもらったら
絶対に取っておいて
誰かに渡す時にそれを使う、とか
全部タテヨコ裏表そろえて
人物の頭を下にして財布に入れる、とか
個性のある話を聞いて感心したり笑ったりで
盛り上がったのですが
そういえば
西洋占星術を習い始めて一番びっくりしたのが
「お財布を空にして、新月に向かって振る」
という人がいて、
なおかつ「やってるー!」という手が
いくつも上がったことでした。

おまじない、といえばそうですが
「自分の使える財」について意識しておく
良き習慣なのかもしれないですね。

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