空き家再生1号(民泊)#2
ガス開栓とガラス窓拭き(2018.12.12)
昨日は購入した古民家にプロパンガスとメーターが設置され、お湯とガスレンジが使えるようになりました。キッチンの水栓が凍結したのか水がチョロチョロしか出ず焦りましたが、しばらくして出るようになり、ホッとしました。やはり帰宅時は元栓を閉めた方が良さそう。
古民家は日本庭園を眺める大開口があって、空き家だった数年の埃が気になるので、ダイソーの窓拭きワイパーと洗剤を買って、南側開口部の掃除。
帰宅してコードレス掃除機とセラミックファンヒーターを発注。
まずは今年年内は掃除しながらリフォームの構想と優先順位を考えよう。
家にある安物のサイクロン掃除機は吸い込みが弱いのでちょっと奮発して8000Paクラス。2階の屋根裏はコンセントから遠いしコードレス。
台所の石油ストーブ1つじゃ寒くて滞在時間が1日2、3時間になってしまうのでとりあえず1000Wのファンヒーター。夏は数日とはいえエアコン必要になるだろうし、寒冷地用暖房が使えるエアコンも考えているのだけど10万はするし、それだけで家全体は無理なので、とりあえず安いファンヒーターを1台。和室が多いのでそのうちコタツも。
今日は残置物撤去の立会いと法務局へ、登記が完了している予定。積雪でもうチャリンコは危ないので別邸まで徒歩約30分、さらにそこから法務局まで徒歩約20分。今日は結構歩きそうだ。
(2018.12.12)
植木の剪定など(2018.12.14)
昨日、一昨日は幹線道路の雪が解けたので結局自転車で購入した古民家別邸HACHI(八幡沢岱にあるので)へ。
雪国でこの時期自転車に乗っている人はまずいませんが、中古車買いますか?中古住宅買いますか?という選択肢で後者を選んだのだから仕方がない。80万じゃ軽自動車の新車も買えなさそう。
一昨日残置物の引取り業者が遅れてきたので法務局へ行けず、昨日登記完了証と登記識別情報通知(いわゆる権利書というヤツ)を受領。
旧所有者が残してくれた剪定バサミで隣家との間に繁茂する木を剪定。
灯油を50リットルタンクに入れてもらって台所のストーブを点火。室温8度から19度まで上昇。
(2018.12.14)
お宝紹介(2018.12.15)
購入した古民家HACHIの残置物で処分せずに残してもらったお宝がいくつかあります。
錆びついた薪ストーブ、七輪、釜、大鍋、和ダンス。
薪や豆炭、自分でリフォームなどしようとしていたオーナーだったようで、色々な木材、端材、丸太など活用できそうなものは残してもらいました。
(2018.12.15)
仮囲いを外す(2018.12.16)
購入した古民家には一部解体して中途半端に構造用合板を打ち付けてあるところがある。
何年か前に敷地西奥の崖部分の擁壁工事をする際、重機を入れる進入路を確保するために一部屋解体減築したらしい。
窓にも羽目板が打ち付けてある。こちらはガラスにヒビが入っているので防犯的な配慮か?
その為内部が暗いので合板と羽目板を外してみた。
外した板もどこかで再利用できるかな?
(2018.12.16)
コードレス掃除機とファンヒーター届く(2018.12.17)
11(火)に発注したコードレス掃除機とセラミックファンヒーターが予定より1日早く14(金)に届いた。予想よりずいぶん小さなパッケージ。
セラミックファンヒーターは1000Wで首振り機能があり、夏は送風機にもなる。温風は直ぐに出てくるが、古民家の6畳間は隙間が多いのか1時間経っても2度くらいしか室温が上がらない。やはり台所の石油ストーブの方がパワフル。
掃除機は充電に3、4時間かかるようなのだが、過充電しないようにと注意書きがあるので、滞在時間内では十分充電できず、コンセントタイマーを買わないと。吸引力は家のよりありそうだけど、8000Paってそんなに強力ではない。
(2018.12.17)
12/16日曜日、古民家購入後初めて家族にお披露目。三人で少し掃除。マンション生活では音が出せなかったサックスとギターを搬入して久しぶりに吹いたり、弾いたり。サックスの指使いをちょっと忘れてる。4歳児はダイソーでパーティーモールとベルを買って、クリスマス飾りをしてベルを鳴らす。
昨日書いた24時間タイマー。掃除機の充電の他、夜間人がいるように点灯させることにも使える。
(2018.12.18)
断熱材と仕上げの検討(2018.12.19)
別邸HACHIの2階に構造体が露出して外壁サイディングの裏側が見える未完の部屋がある。前所有者の残置物に43cmx270cmx5cmのグラスウールがあったので、設置してみた。ダイソーのタッカー¥300が十分使える。
購入前は柱の厚みに断熱材10cm入れて柱の面にOSBを打ち付けるか?というイメージだったが、よく見ると柱に仕上げを差し込む溝が彫ってあるし、柱面にボードを貼るには新たに下地を組まないといけないので、あるものを最大限利用して、新たに購入する資材は最低限に、という方針で、グラスウールメインで、寸法規格が合わないところはスタイロフォームをカッティングして合わせるかな。
断熱材には羊毛とか籾殻とかセルロースファイバーとか色々な種類があって悩むのだが、世の中の住宅の80%以上にはグラスウールが使われていると言われている。価格が圧倒的に安いから。グラスウールは体に良くないのでできれば使いたくないのだが、飛散しないように防湿シートで包んであるのでまあいいか。
寒冷地では室内側にもう一層防湿シートを貼ると製品のパッケージに書いてある。グラスウールは結露して水分を含むと性能が著しく低下すると言われるから。また筋交いや間柱などあるところに無理に押し込むんで変形しても性能が低下するので、無理して10cm押し込まず、5cm厚にするか。
仕上げは、柱の溝に9mmボードが微妙に入らないので5〜6mmのボードが良さそう。
残置物に倉庫で運搬に使うパレットみたいなのがあって、板材を剥がして使えないかとバールで剥がしてみようと思ったが、硬いし割れてしまうして難しい。構造合板もプラスターボードも意外と重く、一人で施工するには辛そうなので、できれば軽い羽目板状の材料を使いたいところ。
12月は自転車無理かと思っていたが、車道を走ればまだ行ける。でも今日はがっつり降ってるからどうするかな。。。。
(2018.12.19)
酢で畳を拭く(2018.12.20)
別邸HACHIの畳が日焼けしていて、とても客を泊める状態ではないので、色々検討している。畳表の裏返しはネット最安で3000円前後(4、5年経ったものまで)、表替え3500円前後、新調で1万数千円から。街の畳屋ではこの倍くらいか。
畳の部屋は、8畳、6畳、8畳、4畳半、6畳、4畳半、2畳と7箇所あるので全部やると10万超えそう。畳をフローリングに変えたいところもあるし、和室として残したいところもある。畳を撤去するにも処分費が掛かるので、2階の断熱材として使えないか?とか床の下地に組み込んでしまおうかとか、廃材をいかに減らすかというのもポイント。
畳の日焼けには酢で拭くのがいいと複数の畳屋サイトに書いてあるので、水:酢=2:1を手拭いに固く絞って拭いてみる。やはり数十年の日焼けには効果がなさそう。
次に畳ワックスというのがあるのでやってみようかと思っているのだが、400mlでamazonは¥12000、楽天は¥2500、同じ商品でこの差はなんなんだ。
その他、残置物のパネルをダイソーの紙やすりで磨いてみて内装材として使えそうか、解体部に貼られていた合板と合わせてどう配置するか置いてみたり。電動工具はまだドライバーしか持っていないが、丸鋸やジグソーやトリマーがいるかどうか、サンダーは必要になりそう。
(2018.12.20)
残置建具の採寸など(2018.12.21)
古民家HACHIには前所有者が保管していた古い建具がいくつも残されている。これを開口部の二重化や間仕切り等に使えないか?まずは採寸。
残された手作り脚立をダメ元で試してみたらやはり老朽化していて足を踏み抜き筋肉が吊りそうになる。今日あたり伸縮アルミ梯子兼脚立が届くはずなのだが。
(2018.12.21)
建具の撤去と転用(2018.12.23)
古民家HACHI、襖や障子を次々と開けておくの部屋へ進むのは時代劇みたいで面白いのだけど、現代の生活としては建具を取り払って3部屋を一体に繋げたいので撤去してみる。玄関脇と台所和室間の壁も撤去したい。
炉が切ってあるので和室として再生したいところでもあるが、畳が一番痛んでいる部屋でもあるので、板張りにして囲炉裏にするか?
縁側に別の場所のガラス障子を転用してダブルスキンに。
2階屋根裏の間仕切りには1階和室の障子を転用するとか。
(2018.12.23)
脚立と断熱材が届いた!(2018.12.24)
21(金)に発注した断熱材と18(火)に発注した脚立が23(日)に届いた。
早速断熱工事。断熱材は圧縮して梱包してあるのでビニールを破くとみるみる膨らんで部屋が断熱材の海に。
脚立は設置を安定させるスタンドが取り付けられない問題はあったが、取り付けなくてもとりあえずは使え、本来乗ってはいけない最上段に乗れば天井の最上部3.5mまでギリギリ手が届く。屋根の断熱を屋根なりにするか、少し下に天井を作るか悩むところだが、デザイン的、施工的に屋根なりで行きたいところ。垂木を下地に仕上げ材を取り付けられるので。
(2018.12.24)
浴室増設計画(2018.12.25)
古民家HACHIの徒歩圏には温泉「東の湯」と大館市唯一の銭湯「喜久の湯」があるので、当面は狭い浴室をシャワー室として使う感じになりそうだが、将来的には坪庭を眺められる広い浴室にしたい。という事で浴室と隣接する小屋、給湯器周りの実測とスケッチ。給湯器から給水、給湯の拡張管が出ているし、小屋の床には汚水マスがあるので床を上げれば増設できそう。ハーフユニットを使っちゃうか、合板で浴槽作ってFRP防水するか、防水モルタル+十和田石で作るか。。。。
(2018.12.25)
次回以降も続々と工具や資材が搬入され、セルフリノベが続き、
2019年中の民泊開業を目指します!