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連絡帳を記入するときに大事にしていること

こんにちは。だいぶお時間があいてしまいました。怒涛の夏休みがすぎる最終の週でどこからか手足口病に感染してしまいました…。大人の手足口病は重症化すると周囲から脅かされましたが、なんとか復活です笑

さて、今回のブログは連絡帳を記入するときに大事にしていること3選をご紹介したいと思います。連絡帳って「今日事業所で活動したこと」だけを書ければいいかというとそうではないと思っています。個人的見解ですが何かヒントになれば嬉しいです!

連絡帳の記入ポイント4選

子供たちの表情がわかる文章にする

送迎の際に親御様と会話をすると思いますがご家庭の時間のルーティーンもあるので長いお時間お話するわけにはいきませんよね。活動した時(そのほかの場面でも)の表情が浮かぶような連絡帳にすることを意識しています。

例えば・・・

今日の活動はボーリングでした。ピンがあと一つ残った時にAくんは悔しそうにしていましたが、次の順番ではストライクをだして大喜び!お友達とハイタッチしたり、スタッフにピンが倒れた時の様子を教えてくれました。

そんなに難しく書く必要はないと思っています。ここで大事なのは喜びをどのように表現したかです。Aくんはストライクを出した喜びをハイタッチで表し、お友達とも喜びを分かち合う姿、スタッフにピンが倒れた様子を説明するA君を親御様が頭の中で想像できるようその時の表情、行動を細かく表せるよう心がけています。

興味があったことや変化を伝える

学校や放課後等デイサービス、ご家庭での様子が全て一緒であることはほぼありません。こどもたちが初めて何かに興味を持つきっかけが事業所であったとしたならば見逃さず親御様に伝えていけるといいですね。

例えば・・・

今日の活動はボーリングでした。活動で行うボーリングはよく参加していますが「ボーリング場で行う本物のボーリングをしたことがないからやってみたい!」と興味を持っているようです。ボーリング場ではボーリング用の靴を履くこと、ボールも重たくて大きくて、穴に指を入れることなどスタッフにたくさん質問をしていました。

事業所での活動から興味が広がったり深く知りたくなる環境があることは素晴らしいことだと思います。またその興味を事業所内で実践に移していける(新しい活動やイベントが広がる)きっかけになるのではないでしょうか。親御様に伝えることでご家族のコミュニケーションやお出かけをするきっかけになると思います。


短い文章にならないように(簡潔にならないように)

送迎に行く際に車に何人もの乗車している場合には親御様と長くお話ができないのではないかと思います。担当者会議(ケース会議)などでお話しする機会は年に数回。お電話やメッセージでのやりとりもございますが、日々の状況では面と向かってお話しする時間は限られているのではないでしょうか。

とはいえ10人前後の連絡帳を記入するのはなかなか大変なところもありますが、親御様に状況をお伝えする手段は連絡帳が一番のツールかと思います。

例えば・・・(あまり良くない例)

今日の活動はボーリングでした。終わってお茶を飲んで帰りの会をしました。今日も元気でした。

・・・自分自身が親だったとしてこの文章をみた時に「支援の場にいる」と感じますか?やったことはわかっても上記2つに書いた表情や興味の部分の報告もないので少しモヤモヤが残ります。放課後等デイサービスは見守りの事業所ではなく、療育、支援を提供する場になることを忘れないようにしましょう。


来所から帰るまでの流れ

活動のみを書くのではなくきた時の様子、活動までの自由遊びなど事業所にいる間を流れるように書いていけるとベストかなと思います。

例えば・・・

今日も学校から事業所に到着して大きな声で「ただいまー!」と挨拶をしてくれました。かばんから宿題を出し「宿題頑張るぞ!」と意気込み集中して取り組むことができました。今日は全部宿題を事業所で行いました。終わった後はおやつの時間で、カッパえびせんとポッキーで迷いましたが「カッパえびせん久しぶり!」とのことでカッパえびせんを選びました。おやつが終わり自由遊びではお友達とジェンガで遊びます。ジェンガも通常のルールで遊ぶのではなくドミノ倒しをして遊びました。並べてお友達と一緒に倒して全部倒れると「イエーイ!」と喜んでいました。今日の活動はボーリングで、得意な活動だったので1番にやりたい!とやる気満々でした。お手本も見せてくれて、2回ストライク!ガッツポーズがみれました。

事業所様の方針で異なると思いますが、スタートから活動まで(帰りまで)がわかる方が親御様も安心ですし、連絡帳を他のスタッフが確認した時様子がわかりやすいと思います。

具体的な内容で親御様も安心してもらえる

連絡帳では具体的になおかつお子様の過ごし方が想像できるような内容で記入することが親御様の安心につながっていくと思います。少しでも参考になれば幸いです。



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