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小説の新人賞に応募しようと思う

間に合わなかった新人賞

 さて、早速だが今回小生が狙う新人賞について話したいと思う。正直なところ、小生が狙っていた新人賞は5月8日締め切りの『ラノベ文庫新人賞』であった。
 しかし、執筆を始めたのは四月も終わろうとしている目前。たったの10日で15万文字ていどを執筆しなくてはならない環境に我が身を置いて、小生は後悔した。
 一日一万文字書いたとしても到底間に合わない。
 そう、たった10日しかないのだ。アイディアはあれど、時間が足りない。想定では一日2~3万文字を執筆すれば間に合うつもりだった。小生は見通しが甘かった。
 人の執筆速度には大小あるが、大体が一時間で1000~3000程度と言われている。プロの小説家は一時間で6000文字書く人もいるなんで聞いたことがあるが、そんなスピードで文字を書こうものなら指が故障してしまいそうだ。オーバーヒート待ったなしだろう。
 一時間六十分だから、一分間に600文字? え? 無理じゃね?
 そう。一日に10時間執筆したとしても、考えながら文字を書くとなれば一万文字が限界だろう。そして書き終えれば誤字脱字話の繋がり描写の変更などの推敲と呼ばれる作業が待っている。こっちの方がむしろ時間がかかると言っても過言ではない。
 さらにそれが終わればあらすじを書きあげて投稿する準備を進めなくてはいけない。そう、たったの十日で間に合うはずがなかったのだ。

次に狙うはGA文庫

 さて、気が付けば五月八日はあっという間に過ぎていた。もう後戻りはできない。そして書き合えた文字数はたったの五万文字。間に合わなかったショックで小生は四日ほど寝込んでしまった。そして今日、久々に起きて小説を書き始めたというわけだ。それほどまで小説執筆は難しい。
 でも、挑戦しようと頑張ったおかげで分かったことがある。小生は一日に五千文字なら書けるということだ。アイディアやプロットの引き出しが必要のないエッセイや日記であれば一日一万文字書いたことがあるから、小説でも行けるだろうと息巻いていたがそれは無理だった。
 とはいえ、一日五千文字欠けるというのは大きな報酬である。というのも、二日で一万文字書けるというわけだから。そして基本的に小説新人賞の募集文字数は十五万文字前後。つまり、三十日あれば書き上げることがギリギリ可能ということが分かった。
 執筆速度を少し早めることができれば、月に一つの文学賞に応募できる。ならば、とりあえず五月八日を目標にしていた新人賞を先延ばしにしようということで早速探してみた。ライトノベルの現代ファンタジーを投稿できそうなところ。すぐに見つけたよ。
 目標は五月三十一日。GA文庫新人賞である。
 募集しているのはホラーやラブコメ、ファンタジーを問わないエンターテインメント小説だった。今書いているものもそれに含まれている。早速書くぞ!

今日は八千文字くらい書けた

 ということで、一日かけて小説を書いてきた。今日はやる気に満ちた一日ではなかったと思う。特に午前中は頭痛が激しく、ほとんど寝て過ごした。しかし、目が覚めてすぐに執筆活動へ取り組むことができたのは我ながら偉いと思う。
 文字を書くことが楽しくなってきたようにすら思い、今この日記に手を伸ばしている。これはあくまで筆休めのつもりである。
 63683 文字 これが現在の文字数だ。明日どれだけ増えているか分からないが、それもまた一つの楽しみと言えるだろう。一日に何文字増やすことができるのか、まずはそれを楽しみにしつつ書き進めていこうと思う。
 小説家になるための第一歩は書き終えることだ。どんなに大作であったとしても、未完のままであれば完成した駄作に負ける。そんな言葉を何度も聞かされてきた。まずは書ききろう。継続は力なりという言葉を信じて、とにかく進めようと思う。
 目標の三十一日まであと十九日。目標文字数まで約九万文字。単純計算一日五千文字書いたなら十八日で間に合うだろう。
 いや、推敲という作業がある以上これでは間に合わない。もしできるのであれば、一日八千文字、いや一万文字は書くことを目指したいと思う。どんなに遅いペースでも構わない。着実に間に合わせたい。
 今回は期限に間に合わせることを第一に進めることにした。まず間に合わせないと話にならないからだ。今回一次審査すら突破できなくてもいい。まず間に合わせる。そして数か月後内容を書き直してまた応募するなり、ネットに投稿するなりしようと思う。
 そうと決まれば、頑張るぞ!

小説を書いてきた過去

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