シンクロってすごくない？(#212)
クラウドを通してシンクロ（同期する）できるアプリを私は選ぶ。
例えば、今書いているこの文章は、アップルから無料で手に入る「Pages」という文書作成アプリで書いている。今はラップトップで書いてるけど、移動中にスマホで、寝ながらiPadで続きを書くことができる。そんな風に、自分の生活に合わせて端末を変えて作業ができるのがとっても便利で重宝している。
もう当たり前すぎて気にもとめていなかったけれど、いろんな場所にある端末で瞬時にシンクロできるってよーく考えたらすごくない？どういう仕組みでシンクロできているのかを説明せよ言われても、私には無理無理、説明できない。
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シンクロで思い出すことがある。
ダレン・ブラウンのカフェでの実験だ。まずはダレン・ブラウンについてクロカワ(AIアシスタント)に聞こう。
クロカワ、ダレン・ブラウンについて簡単な説明をしてくれ。
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ダレン・ブラウン（Derren Brown）は、イギリスのメンタリスト、イリュージョニスト、作家です。心理学や催眠術、マジックを融合させた独自のパフォーマンスで広く知られています。
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ダレンの実験はごく普通のカフェで客を相手に行われる。そのあいだ、客には気づかれないようにする。ダレンは壁際の一人用のテーブルについてる。斜め向かいに少し離れたテーブルがある。ダレンと向かい合うかたちで一脚しか椅子がなくて、客がそこに座ると、客の視界の端にダレンが入るかたちになる。それから、ダレンはその客を相手に「ミラリング」を始めるのだ。
まず、相手がする行動を全てダレンが真似する。コーヒーを飲んだら同じタイミングでコーヒーを飲む。ナプキンで口を拭いたら同じタイミングで口を拭く。相手は、ダレンのことを見てるわけではない。でも、視界の端にダレンのミラリングの行動は入る。それくらいが一番いいんだそうだ。視界の端に入るくらいの方が、無意識に働きかけることができるとダレンはいう。
誰にでも通用するわけではない。３番目にトライした若い男性がやっと適任の人物だとわかった。ミラリングをしばらく続けた後、ダレンと彼は「シンクロ」する。シンクロしたら、今度はダレンが誘導して、彼にダレンの行動を真似させることができる。もう、この時点で恐ろしい、怖くなる。ダレンがコーヒーを先に飲むと彼も同時に飲む。そして、ダレンはあくびをする。彼もあくびをする。ダレンは目を閉じて眠る。彼も眠る。これって怖くない？そこからダレンは立ち上がって、彼のところへ行き、催眠をかける。そのあと催眠にかかって何をするかは動画で見てほしい。
「そんなのやらせに決まってるでしょう」と私もはじめは思った。ダレン・ブラウンのことを知ったのは10年前くらいかな。彼は世界的にも認知されている、マジシャンで、メンタリストだということを知った。毎回成功するわけではないことも彼のショーでは見せてくれる。催眠にかかりやすい相手を探すためのオーディションをする様子も見せてくれたりする。彼のショーの特徴は「種明かし」をして人が騙される仕組み、心理学を説明してくれること。それを聞いて血の気が引くことも多い。私も含め、人って、自分の意思で選択していると思っていることも、実はそうじゃないかもしれないと知って愕然とする。知らず知らずに周りに影響され、洗脳され、選択している場合が少なくないことを知る。広告はそうだし、プロパガンダ、教育・・・全てに影響されている。逃れられない。
さて、この「シンクロ」だが、相手に好感を持って欲しいときにはミラリングするといいよと聞いたことがある。好きな人に気に入ってもらいたいとき、自分の商品を買ってもらいたいとき、どんな場合でも有効だと。相手がお茶飲んだら飲む。相手が前屈みになったら、同じように前にかがむ。これってさ、鳥の求愛ダンスみたいだよね。見たことある、２羽がシンクロして同じ動作でダンスする様子。あれってすごいよね、見事だよね。そして、長年連れ添った夫婦もいろんな側面で似てくる。それもシンクロの一つの形かもしれない。恐ろしや。
ダレン・ブラウンの５分の動画のリンクはこちら。
https://youtu.be/yMjc-fDVowk?si=IC8J5QlP5sjueOam
あなたの好きな同期できるアプリは何だろな〜。あなたの想像力が私の武器。今日も読んでくれてありがとう。
