「寺田克也+キム・ジョンギ イラスト集」を買った(#206)
2年間どうしようか迷った末、やっと購入した。
シドニーの紀伊國屋に行くたびに手に取って眺め、買おうかどうか考えた。迷う。「やっぱ、本は増えるばかりだしなぁ」と思ってやめる。シュリンクパックされているので中は見えない。でも、きっと良いものが詰まっているんだろうなと想像した。今回もまた紀伊國屋で見た。残り一冊だ。よし、買おう。購入した。
では軽くキム・ジョンギについて説明する。
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キム・ジョンギ
韓国のイラストレーター、漫画家、そしてマンファ(韓国の漫画)アーティストです。彼は、その圧倒的な詳細さと規模で知られ、しばしば記憶のみを頼りにして描かれる精緻なイラストで世界的に有名でした。
2022年、パリの空港で心臓発作をおこし、病院搬送後亡くなりました。わずか47歳でした。
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初めてキム・ジョンギを見たのは6〜7年前だ。youtubeで絵を描いている姿を見た。筆ペンで壁に絵を描き続ける。下書きもないのにサラサラと止まることなく描いている様子に、驚いた。と同時に、これは何かトリックのある動画に違いないと判断した。フォトショップや編集技術ででそう見せているに違いない。じゃないと説明がつかないほど超人的だったのだ。
彼は英語が話せないので、youtubeにプロセスビデオを上げるまでは誰にも知られることのない存在だった。ある時期から「この絵の上手いやつは一体誰だ?」とみんなが噂するようになった、そして注目された。私がフォローしているプロコがインタビューをしてる動画をみて、彼が本物の素晴らしい絵描きだということがやっとわかった。この続きは明日。気がついたら、夜9時半になってる。もう寝なきゃ。明日も4時起きだから。
今日も暑かった。あなたが住んでる地域は寒い?暑い?どっちにしても、体調には気を付けるべ。あなたの想像力が私の武器。今日も読んでくれてありがとう。