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プロットづくり(#214)
生まれて初めてプロットづくりにちゃんと取り組んでみた。面白い。なんでもっと早くにしていなかったのだろうと思った。
クロカワ(AIアシスタント)にプロットとは何か聞いてみよう。
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プロットとは、物語の構成や筋書きのことです。物語の展開を示す重要な要素で、登場人物の目標や対立、事件の順番などを整理して、ストーリーがどのように進行するかを決定します。プロットは物語の骨組みとなり、登場人物の成長や物語のテーマを支える役割を果たします。
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プロットを作っている感じが何かに似てるな〜と思った。小学校低学年の時に夢中になった「油粘土(あぶらねんど)」のことを思い出した。私が幼稚園の時にすでに存在していて、普通に使っていた油粘土はこの国では手に入りにくい。似たものあるけど、違う。あの柔らかくて乾かない粘土が手に入らない。なんでかな〜。
幼稚園から小学校1年の2年間。油粘土をいつもそばに置いてて、暇があれば手に取って遊んでいた。色は緑っぽい灰色のみ。お店をよく作った。八百屋さん、花屋さん。店のカウンター、品揃え、そして店員、お客さん。レゴと違って、粘土は自分の指でゼロから形作っていく。その手間と時間のかかる過程で、想像が大きく膨らんだ。「これじゃないな」と思って、両手でグシャっと潰す感じ、こねて最初からやり直す感じ、あの独特の油粘土のニオイ。全てが作る喜びに結びつく。
粘土遊びの気持ちと、プロットを作っている時の気持ちが似ている。言葉が粘土だ。言葉をこねて形作ってそれぞれのアイテムを作る。作ったものを並べていく。それを上から眺める。俯瞰する。神の視点。
その視点が助けになって、三人称で文章が書けるようになった。一人称で文章を書くのに慣れていて、三人称で物語が書ける時が本当に来るんだろうかと遠くの景色を見るようにぼんやり思っていたのだ。それが、プロットを作ることによって、全体を見ることによって、思ったよりも楽に三人称の文章が書けることに気づいた。そして、三人称で文章を書くとより物語の世界が広がる。
それがわかっただけでも大きな進展だった。嬉しい。
あなたは粘土遊び好きだった?あの柔らかい油粘土欲しいな〜。あなたの想像力が私の武器。今日も読んでくれてありがとう。
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