空の一枚　26

今日も乗り越えている。

物心がついた時には、絵本をひたすら読んでいた私。

オルガンで音楽を覚えた幼稚園の私。

注射嫌いで、予防接種を受けずに逃げて、こっぴどく叱られた私。

クラスでただひとり、眼鏡をかけることになった小学生の私。

残した給食のパンを、カモメにあげていた学校帰りの私。

関数でつまずいて、それから数字が、数学が嫌いな私。

胸にバッチを付けて、初めて一人で飛行機に乗って、空の旅を満喫した私。

時々、輪に馴染めなくて、ケンカをしたり、イジメられたりした私。

修学旅行の文集で「時間がなかった」と書いたら、その文章は削除するようにと職員室で言われた私。

吹奏楽で、みんなでいろんな楽器と演奏する楽しさを覚えた私。

雪国に住んでるからという父の一声でスキーを鍛えられた私。

憑いてるからと、おばあさんによくお祓いしてもらっていた私。

対戦相手がほしいからと、図書室の先生に百人一首を鍛えられた私。

なんでも話せる友達ができた高校生の私。

授業をサボって、カラオケやドライブにはまっていた学生時代の私。

告白の手紙をもらって、恋におちた私。

初めての就職で、いきなり自分の城を持つことになった私。

二股をかけられて、巨乳の彼女に負けた私。

車の免許を取って数ヶ月後、ケガをさせてしまった相手が外国人だった私。

父の定年と同時に家を出て一人暮らしを始めた私。

都会の会社で、パソコンとカメラを鍛えられた私。

ライブに誘われて、アーティストとグルーヴを共有する楽しさを知った私。

仕事で各地のいろんな現場へ行って、美味しいモノを食べた記憶しか残ってない私。

会社のいろんな垣根を越えて、仕事帰りにみんなで遊んだ私。

呑めないのに、スナックやラウンジへ連れていってもらって、お姉さまたちにモテた私。

転職して、心の風邪をひき、仕事を１ヶ月✕２回、休んだ私。

列車に揺られて、自分の心を空っぽにしていた私。

「スイッチが入った」と言われて、一人暮らしを卒業した私。

仕事がしんどすぎて、怒られながら辞表を書いた私。

一戸建てに住み始めて、やみくもに家庭菜園を始めた私。

学生時代からの夢がかなう仕事をすることができた私。

普通の会社員に戻った私。

一生付き合わないといけない病気と診断された私。

治療で何もかも止まった私。

撮った。

noteに出会って、夕焼けの写真を撮りまくっている私。

いろんな人の文章を読んで、世界を広げている私。

いろんな人の声を聴いて、大笑いしている私。

時に、noteで考えさせられることもある私。

昔ネトゲーにはまっていた旦那から「SNSは大変よ」と言われた私。

でも、やりたいことは、ひととおりやってみたい私。

どれも、ぜんぶ、わたし。

そんないろんな私を支えてくれて、時にはいろんな苦しみも寂しさも教えてくれて、ずっとずっと見守っていてくれて…。

たくさんの感謝を込めて、ありがとう！！

これからも、ぼちぼちと・・・どうぞよろしく！！

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川ノ森千都子さんの「＃note感謝企画」に参加しております。

千都子さん、いつも素敵で為になる記事をありがとうございますm(_ _)m
「感謝」をどう表そうかと思い悩んだ結果、なんだかベタな年表みたいになってしまいました(^^;)

千都子さん！よろしくお願いしますm(_ _)m