ぬか漬けの一枚 3
ども。noteぬか漬け部幽霊部員の・・・。
・・・・・・・・・ガチャ。
と、部屋のドアをそっと閉めて、そろりそろりとフェードアウトしたい、今こんな気分(笑)
おいこら、ちょっと待てい!ぬか漬け容器の底が見えとるやないかい!
・・・・・・はい、おっしゃるとおりで!わははははは!
あ、開き直ってる場合じゃなかですね。
懺悔します。
実は、3月あたりからぬか床に触れる機会がぐんぐん減ってきていたのです。亡き父が夢に出て来て、私にぬか漬けを指南していったにも関わらず、今年の春は、なんだかとっても解放感に包まれてしまい、お出かけ機会が多くて、自分でも「遊びすぎやろ」と分かるぐらい、遊んでしまい、気がつけば、ぬか床はほったらかし。
いや、「ほったらかし」は私の特技って分かっとるよ。家庭菜園も一度植えたらほぼほったらかしやし・・・でもくさ、ヒトもモノも、ほどよい距離ば、とっといた方がいいっちゃないと?あんまり近くてもいかんっちゃない?・・・あ、それも違う。すんましぇん。
という、どうでもいい理由や理屈を並べているが、要はぬか床に触れる機会が激減し、しまいには、触れなくなり、ぬか床容器と目が合うたびに「あ。どうも・・・」と会釈してはすれ違いの日々。いかんいかん。
という状況を約3ヶ月過ごして、やっと重い腰を上げることにした。
開けた!
流し台に、ホーローのぬか漬け容器を置いて、おそるおそる蓋を開けた。
うぎゃああああぁぁぁ~!!!とはならかったのものの、ひいいいぃぃい~!ぐらいで済んだ。
表面は白や青のカビがカラフルに広がっており、周りはどす黒く縁どられていて、ほったらかしの集大成はこうなるのかと、逆に感心しきりだった。
が、感心している場合ではない。ビニール手袋を装着し、ほったらかしぬか床の掃除を始めることにした。
まずはカビの生えたぬか床の除去。青や白の部分はもちろん、これは取り除いた方がいいだろうと思うぬか床は徹底して取り除いた。そして、手を突っ込んだら、なにかぬるっとしたモノが出てきた。小さなショウガのかけらだ。ううぅ、ごめんなさい・・・。
こうして、怪しいぬか床を取り除いて、わずかに残ったぬか床に、新しい糠と水を加える。唐辛子も新しいモノに変えた。しかし、追加用の糠が、おそらく1カップ分ぐらいしかなかったので、ひとまずこの日はこれでぬか床をならして、翌日近所のスーパーで糠を仕入れて、再びぬか床再生作業が始まった。
撮った!
ぬか床を再生する前は、これぐらいしかなかった。ちょいとひと掻きしたら、ほーら、底が見え・・・真面目にやりますぅ。
これじゃ、きゅうりどころか、ミニトマトも漬けられないじゃないか。そう思いながら、新しく買ってきた糠を炒りもせず入れた。ぬか床が少なくなった時に何度か炒ったこともあるが、たいてい炒ることを忘れて糠を足してしまう。
糠を入れて、水を入れて、混ぜる。よしよし、だいぶ増えてきたぞ。いいぞいいぞ。
半分より少し上ぐらいまで増えたところで、ほっとひと息。これでまた、ぬか床ライフを送ることができるぞ。
さあ、あとはショウガとキュウリとミニトマトを入れて、仕上げに出汁昆布を入れて、できあがり!
そうそう、以前は、これに塩や出汁パックの粉末を入れていたが、一度実家に分けて持って帰った時に母に食べてもらったら、「これは塩が強かね。出汁やら入れんでも、昆布や椎茸で十分たい。塩は入れんでよか」と再指南され、今の仕上げは出汁昆布のみとなっているのである。まあ、そこは各家庭それぞれなので・・・。
ぬか床ライフ、リスタートです(^^;)
おまけ。
いちおうこんな感じで再出発です。
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るるる部長!また細々と活動します(笑)