きょうだいケンカ~やめさせたいのにやめてくれない~
こんにちは(*'▽') KAKOせんせーです!!
久しぶりの更新になってしまいました。
YouTubeという新しいことに挑戦し始めているのですが「観ているだけ」の世界とは全く違い、毎日投稿や一人で頑張っている方は本当に凄いなと尊敬しています。
機械音痴の私にはハードルが高すぎたと感じていますが観て下さる方がいる幸せを感じて今頑張っています。
見ていただけると嬉しいです(*'ω'*)
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最近ではnoteを見てくれる方がたくさん増えて本当に感謝しています(´;ω;`)
前説が長くなってしまいましたが今回は『きょうだい』をテーマに書いていきたいと思います。
1.なぜ「きょうだいケンカ」するの?
きょうだいケンカって様々なパターンがありますよね。
口論だけならまだしも殴り合いになったり…物を投げ合ったり…
白熱したバトルだと思います。
なぜそうなってしまうのか?
私はきょうだいが『一番身近なライバル』だからだと思っています。
そんな相手とバトルしない方がおかしいですよね。
でもたまにいるんですよね。ケンカしないきょうだいが!!
そんなきょうだい羨ましい。
ありがとうございます!私です(笑)
シスコンだったんです。何でも許せて譲っちゃう♡
というレアパターンもありますが『年が離れててライバル関係にならない』『一番好きな相手が違う』『子どもの性格』とケンカをしないきょうだいには様々な理由があります。
もう子どもがいる方にとって年齢と性格は操作するのが難しいですがチャレンジできそうなのは『一番好きな相手が違う』というところです。
基本的に子どもはママが1番好きなことが多いです。
1番大好きなママの取り合いからケンカすることも多いと思います。
好きな人を独り占めしたり気持ちを向かせたいのは当たり前です。
そこで活躍してほしいのがパパさんです!
パパもいるんだよという存在感が大切です。
基本的にパパは甘々で良いと思っています。
(最終兵器として怒る役というのが私的には理想です。)
前面に愛を出してあげて下さい♡
パパっ子の子どもになることでママと分担することができます。
抱っこの取り合いも減りますね( ^^)
でもこのやり方は両親が揃っていて育児に協力的な場合ですよね。
最近ではシングルの方やワンマン対応なことも多いと思います。
ケンカさせないなんて無理なのかと感じた方もいると思いますがそもそもケンカしないことがいいことなのか疑問です。
2.ケンカしても良いのでは?
私はケンカ出来るきょうだいも良いと思いますし、羨ましいです。
そう思う理由としては
・ケンカとなる原因や気持ちが分かる
・ケンカの終わらせ方、謝り方が分かる
・殴る痛さや殴られる痛さが分かる
・本気でぶつかり合える
など経験が豊富になります。
人にとって経験は成長するのにとても大切なことです。
その経験を奪ってしまうのは良くないと思っています。
トラウマにならないくらいには思い切りやって良いと思います。
ただきょうだいでもルールは必要です。
年が離れすぎている・体格差がある力勝負や奴隷のように指図するような関係は違うと思います。
必ずとは言いませんが、これは将来『いじめ』に繋がるケンカの仕方なので
このような雰囲気が見られたら家族会議を開きましょう。
大人は冷静になって双方の話を聞き、ルールを設けましょう。
3.保護者からの相談
保護者からの相談をまとめてみました。
Q.【園からの帰り道、姉(5)と妹(3)、2人とも抱っこしてとケンカします。どうしたらお姉ちゃんは歩いてくれますか?】
1番好きな人に構ってほしいパターンのケンカですね。
結局妹が我慢し、姉を先に抱っこしているそうです。
流石にお姉ちゃんにも歩いて欲しい年頃なのに何故抱っこを求めて来るのか。
きっと今まで愛情を受け取るタイミングが園からの帰り道の抱っこだったのでその時間を取られまいと妹に譲ることや歩くことを嫌がってしまうのでしょう。
そこで作戦①
園からの帰り道以外にも愛情を受け取れる時間を作る。
1番オススメの時間はお風呂。
体が温まりながら心まで温まるなんて最高な時間ですよ♡
頭を洗いながら、湯船につかりながらたくさんスキンシップを取ってあげましょう。
寝る前も良いのですが興奮して寝付けない児もいるので気を付けて下さい。
作戦②
抱っこより歩いて褒められる方が嬉しいと感じてもらう。
抱っこが1番嬉しいという気持ちになっているので母に褒められることが1番嬉しいと思ってもらえる言葉を掛け続けましょう。
どんな些細なきっかけでもオーバーリアクションがとても大切で「妹に譲ってくれるの!?お姉さんになったね」「今日は歩いてくれるの!?お母さん助かる」「最近譲ってくれることが増えたね。お母さんは優しい子が大好きよ」などその子自身を褒め、母はどう思っているのか伝えてましょう。
時間が掛かる作戦ではありますが「お母さん疲れたから歩いて」「お姉ちゃんなんだから譲って」などマイナスな言葉よりかはよっぽど成果があると思います。
仕事帰りで気持ちの余裕がないことが多いと思います。
頑張れる時だけでも褒めてね(*^^*)
Q.「兄⑹と弟⑸、一緒に遊んでいるので仲は良いと思うが些細なことでケンカになります。最近では弟も力がつき始め手を出すようになりました。きょうだいだけならまだいいが園で他の児に手を出すようにならないか心配です。家でも注意しているのですが…」
多くの家庭から相談される内容の1つです。
幼児期までのケンカは上手く言葉が出てこないことから手を出すケンカが多くなります。
気持ちを伝えたいのに最後まで話を聞いてくれない、身近な人が(冗談を含め)叩く、ケンカを止める時に力づくで止めるなどの経験が増えるとコミュニケーションの仕方を間違った形で覚えてしまいます。
常に大人は冷静に!
一方的な展開にならないように本人たちが納得いくまで見守りましょう。
途中で無理矢理止めても鬱憤は残ったまま。
次に繋がらないためにも大人が線引きのタイミングを考える必要があります。
そして保育面談で良く相談されるのが園で手を出していないか。
基本的に手を出してしまうのは上手く言葉が出ないから
特に乳児さんは会話ができません。
そこで手が出てしまうのはコミュニケーションを取りたかった証拠。
本来なら保育士が事前に止めなくてはいけないのですが人数も多く全ては難しいです(´;ω;`)
保護者には怒られてしまいますが保育士は子どもには怒りません。
伝えたい気持ちを塞いでしまうからです。
怒るのではなくどうして叩いたらいけないのか話をします。
乳児さんでもわかってくれますよ。
幼児になると今までの経験から手を出したらいけないとわかってくるので手を出さなくなります。
他人から見られているかもしれないと考えることができるのでやらなくなるんですよね。
なので園では心配しなくても大丈夫です!
先生に褒めてほしくていい子ちゃんにしてますから(笑)
環境や場所の変化で気持ちも変わりますし、保育士もまわりの友達も見てますからね。
4.まとめ
・きょうだいが『一番身近なライバル』
・パパっこ、ママっこ⇒夫婦で協力、分担がカギ!!
・ケンカしても良いと感じる理由
①ケンカとなる原因や気持ちが分かる
②ケンカの終わらせ方、謝り方が分かる
③殴る痛さや殴られる痛さが分かる
④本気でぶつかり合える
・人にとって経験は成長するのにとても大切なこと
・年が離れすぎている・体格差がある力勝負や奴隷のように指図するような関係は大人が止めなくてはいけない。
・常に大人は冷静に!
5.さいごに
きょうだいケンカは人として成長するのにとても大切です。
私も友達から聞いたり、現場で経験していく中で仲直りの仕方や怒る気持ちの静め方について知ることができました。
『ケンカするほど仲がいい』と昔から言われています。
大人が介入しすぎず、安全にケンカができる環境づくりを心掛けてほしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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