イヤイヤ期どうやって乗り越える!?
こんにちは(*'▽') KAKOせんせーです!
今回はイヤイヤ期をどうやって乗り越えていけば良いのかをテーマにして書いていきたいと思います。
この時期は「イヤ」しか言わない子どもに悩まされる時期ですよね。
なぜ子どもは急に「イヤ」と言い始めるのか考えたことがありますか?
子どもは何を考えているのか理解することで少しずつ対策が見えてくると思います。
1.イヤイヤ期とは
人間反抗期は2回あるとされ、幼児期の反抗期を第一次反抗期(=イヤイヤ期)、思春期の反抗期を第二次反抗期と言われており、どちらも個人差が大きいです。
反抗期は赤ちゃんから子どもに、子どもから大人になっていくための心の成長期間なのです。
今回は第一次反抗期のイヤイヤ期の方ですね。
イヤイヤ期に移っていく際の心の変化が大きく関わってきます。
1つ目は『自我の芽生え』です。
子どもが「自分でやりたいんだ!」と思う気持ちのことです。
しかし自分の力ではまだまだ上手に出来ないことがほとんど。
そこで良かれと大人が先回りをして手伝ってしまう。
そこで子どもは気持ちが満たされずに「イヤ」という言葉が返ってきてしまうのです。
2つ目は『自分探し』です。
自分がやりたいことは何なのか、好きなものは何なのかを探している時期なのです。
「これは違う!」という気持ちははっきりしているので「イヤ」と伝えてきます。
「イヤ」を繰り返していくうちに自分がしたいことや自分の好きなことを少しずつ見つけられるようになります。
このようにイヤイヤ期は子どもの自我や自立心など心が成長する大切な時期なのです。
♦これだけはやってはいけない関わり方
頭ごなしに怒ること、子ども自身を否定して怒ることです。
「もう勝手にして。お母さん知らないから」
「わがまま言わないで。もううちの子じゃないから」など子どもに感情をぶつけ、発言させない方法です。
気持ちを抑え込んでは将来、自分の気持ちを表現できず塞ぎ込んでしまったり、第二次反抗期の時に感情が爆発してしまうかもしれません。
今は言うことを聞いて楽かもしれませんが子どもの将来のことを考えると大人も一緒に闘っていく必要があるのです。
2.どうやって関わっていけばいいの?
ではどのようにイヤイヤ期を迎えた子と関わっていけばいいのでしょう。
【イヤイヤと泣き叫び手が付けられない】
①何かに対して「イヤ」という感情に気づいたことを一緒に共有する。
ポイント1 落ち着ける場所に移動
店なら外、家の中なら静かな場所と空間が変わると気持ちが変わりやすくなります。
大人も移動時間や空間の変化で落ち着けるというメリットもあります。
ポイント2 「イヤだったんだね」と抱きしめる
とにかく落ち着くまで待つことが大切。
泣いて興奮している時に何を言っても子どもの耳には届きません。
しかも怒るなんてむしろ逆効果です。
気持ちのおさまりがつかなくなります。
落ち着くまで抱き寄せ、背中をトントンしてあげましょう。
お母さんのぬくもりは偉大なのです(*´ω`*)
ポイント3 この後の楽しい見通しを伝える
子どもは目の前のことでいっぱいいっぱいです。
先にある楽しいことを大人が示すことが必要です。
「お家に帰ったらおやつにしよう」と楽しいことに目を向けられるようにしてみましょう。
②正解はひとつではない
子どもによってもそうですが気分によっても効果的な関り方は違います。
結局何を嫌がっているのかわからない時はあの手この手を使って対応を変え、気をそらしてやり過ごすことも必要です。
これは甘やかしではなく気持ちを切り替える練習となります。
子どもにとって必要なサポートです。
③頑張り過ぎない
常に理想的なやり方をしようとしては大人も疲れてしまいます。
疲れてしまったときは『今日は特別ね』とたまには大人も気持ちを切り替えるタイミングが大切です。
特別を使いすぎると子どもも泣き続ければ自分のしたいようにできると思ってしてしまうので注意して下さいね♪
イヤイヤ期は様々なケースがあり、現実この通りにはいかないことがあります。大人も頑張り過ぎずに心が笑顔で関われるように心掛けましょう。
3.まとめ
・第一次反抗期=イヤイヤ期は子どもの自我や自立心など心が成長する大切な時期である。
・頭ごなしに怒ること、子ども自身を否定して怒ることは絶対にやってはいけないこと。
・何かに対して「イヤ」という感情に気づいたことを一緒に共有する。
ポイント1 落ち着ける場所に移動
ポイント2 「イヤだったんだね」と抱きしめる
⇒とにかく落ち着くまで待つことが大切。
ポイント3 この後の楽しい見通しを伝える
⇒先にある楽しいことを大人が示すことが必要。
・何を嫌がっているのかわからない時はあの手この手を使って対応を変え、気をそらしてやり過ごすやり方もある。
・特別な日を作り、大人も頑張り過ぎずに心が笑顔で関われるように心掛ける。
4.最後に
今回はイヤイヤ期をどうやって乗り越えていけばいいのかをテーマにして書いてきました。
イヤイヤ期が必要な理由を知って頂けたので少しずつ対策が見えてきたと思います。
次回はよくある質問や事例を交えた対応について書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
挑戦していただけた方は子ども達がどのような様子だったかコメントして頂けると他の読者の方にも参考となりますのでご協力お願い致します。
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