まぐろは、止まると死ぬ…らしい 休みがあれば、アレして、コレして…といつも思うのだが、いざ休みの日になると、たいてい、それができない 理由は、休みの半日以上は、ほとんど死んだ状態になるから 自分でも分からないけど、身体が休みモードになると、異常な眠気に襲われ、起きられなくなる まさしく、まぐろ かくして、やりたい家の掃除も片付けも1つもできず、昨日の休みも、そうやってムダに過ぎてしまったのであった
「1番問題なのは、白木位牌ですね」 思いがけない言葉に、旦那と私の頭は、はてなマークが飛び交う時間となった本日の棚経 数日前に書いたように、母は仏壇のある部屋を使っていたので、お店をしつつ家の片付けをするのは、なかなか大変なことで、とうとう旦那が見かねて、今朝「掃除したるわ」と掃除機と拭き掃除をしてくれ、指定時間より遅れてきてくれたおじゅっさんに感心しつつお迎えする。 我が家は、真言宗で、真言宗では僧侶のことを「和尚(わじょう)」と呼ぶのが一般的とWEBには掲載されてい
とうとう、こんな日が来てしまったな…というのが正直なところ 「使えなさそうなものは順番に捨てていってね!」 と母に念押ししていたけれど、何ひとつ捨てた形跡なく、実家の2階は、母を強制入院させたあの夜から1年半以上も時計の針が止まったままだ しかし母が使っていた仏壇がある床の間を中心に2階の生活空間をこの数日で片付けなければならない事態が起きた!数年に1度の棚経のお知らせがお寺さんから来たからだ アチラコチラに放置されたものをまとめているうちに、服に…帽子に…カバンに…
あれは、いつの夏のことだったのだろう… 遺影の中で微笑んでいる人は、あの夏の夜、母に連れられて来た幼き私に「アイス食べるか!?」と優しく声をかけてくれた 四角い小さなアイスに棒がついていた 祖母から甘い物を食べさせて貰う環境になかった私には、それはそれは、ことのほか美味なものであった 姉は、とっくの昔に家に帰ったのか、その場にはいなかったと思う 夜道を歩くときは、なぜか、いつも母と2人 その夜、母は、なかなか家に帰る気配すら感じさせず、長い間、この家に居たように思