山田晃義@建設的合意の研究実践 / REAPRA

建設的な対話を通じてwin-winな合意形成を生み出す「建設的合意」の研究・実践をして…

山田晃義@建設的合意の研究実践 / REAPRA

建設的な対話を通じてwin-winな合意形成を生み出す「建設的合意」の研究・実践をしています / 興味・関心を持っていただける方と共創関係を築いていきたいです / Keyence→SMS→独立→REAPRA

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  • 人と組織を考える

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    人々が同じ目的を追求するとき、力を合わせて働くために、どのような形のグループとして結集すれば、一人ひとりが生き生きと活躍し、グループとして大きな成果が出せるか? これを考えることが人と組織を考えることで、それは経営だけでなく社会運営全般にかかわる重要課題です。この課題に関する投稿を集めたマガジンです。

最近の記事

「リフレクション」から学ぶフィードバック

こんにちは、山田晃義です。今回は、これまでもたくさん書いてきた書籍「リフレクション」にから得たフィードバックの方法がセールスにおけるロープレでも活用できるのではと思ったので投稿させていただきます。 過去のリフレクションに関する記事を少し載せておきます。 書籍に載っていたフィードバックに関してや、それをどうやってセールスのロープレに活かすか、私のキーエンスやSMSでの体験も踏まえながら書いていきます。 リフレクションから学ぶフィードバックまず初めにみなさんが仕事などで何気

    • 信頼構築における人間関係のレベル

      こんにちは、山田晃義です。 今回も、書籍「リフレクション」から得た学びを投稿させていただきます。 今回は、前回の記事で触れた信頼関係構築の部分とも非常につながりのある、人間関係のレベルについて紹介させていただきます。 少し聞き慣れない言葉かもしれませんが、わかりやすくサクッと解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 また、最後には人間関係のレベルと私たちの概念である建設的合意の重なりについてもお伝えさせていただきます。 前提となる概念 〜心理的安全性〜まず著者

      • 建設的対話における「信頼関係構築」

        こんにちは、山田晃義です。前回までのnoteでは「建設的合意」とは何か?や「建設的対話」とは何か?について投稿してきました。 今回は、建設的対話のファーストステップであり、対話に欠かすことのできない信頼関係構築について書いていきます。 そもそも信頼関係とは何かまず初めに信頼関係ってなんでしょうか。日本語には似たような言葉がたくさんあり、信頼と信用はよくほぼ同じ意味を表す単語として使われます。しかし英語だとtrustとcreditというように全く違う単語です。 細かい意味

        • 多様な意見を活かす建設的合意

          こんにちは、山田晃義です。 今回も前回に引き続き、書籍「リフレクション」から得た学びを投稿させていただきます。 前回の記事では共感について紹介しましたが、今回は、共感によって得られた多様な意見をもとに、うまく合意形成する方法について、書籍で挙げられている具体例やワークを交えながら説明していきます。 最後には、書籍の内容と私たちの概念である建設的合意の重なりや相違点について考察しながら、書籍の内容をどのように建設的合意に活用できるのか、私なりの考えもお伝えさせていただきます

        「リフレクション」から学ぶフィードバック

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        記事

          「共感という聴き方」の建設的合意への活用

          こんにちは、山田晃義です。今回も前回に引き続き、書籍「リフレクション」から得た学びである「共感という聴き方」について投稿させていただきます。 対話においては傾聴が大切だとよく言われますが、実際どのようなことを意識すればよいのかわからないという方におすすめの考え方となっています。 また、最後には「共感という聴き方」を私たちの概念である「建設的合意」にどのように活用できるのか、私なりの考えもお伝えさせていただきます。 共感という聴き方まずは書籍の中で語られている共感の定義に

          「共感という聴き方」の建設的合意への活用

          建設的合意における「アンラーン」の活用

          こんにちは山田晃義です。今回は前回紹介させていただいた書籍「リフレクション」から得たもう一つの学びである「アンラーン」について投稿させていただきます。 今回の記事を読んでいただく中で、特に新しいことに取り組んでいるんだけど、今までのやり方がうまくいかないと行き詰まっている人にぜひおすすめです。 また最後には前回投稿した認知の4点セットを用いた上でのアンラーンと建設的合意についても記載します。 リフレクションの中で語られているアンラーンとはまずは書籍の中で言われているアン

          建設的合意における「アンラーン」の活用

          認知の4点セットを活用した対話から学ぶ建設的合意

          こんにちは、山田晃義です。今回は以前のこの2つの記事同様書籍からの建設的合意の学びについて投稿させていただきます。 今回リフレクションという書籍を読み、その中で紹介されていた「認知の4点セット」という概念からセールスや建設的合意に活用できそうな部分がありました。 「リフレクション」の中で語られている対話とは私たちが日常的に繰り返している対話ですが、この書籍の中では対話の定義を以下のように書いています。 さらに対話を以下の3ステップに分けて説明しています。 また書籍では

          認知の4点セットを活用した対話から学ぶ建設的合意

          「ハーバード流交渉術」から学ぶ建設的合意

          今回の投稿は以前作成したこちらの記事同様に、最近読んだ書籍の中で私たちの考えている「建設的合意」に必要だと思うことが書いてありましたので紹介させてください。 今回の書籍は「ハーバード流交渉術」です。ベストセラーであり、ロングセラーでもあるので読まれたことある方も多いと思います。交渉術とあり一見「どのようにしたら自分の意見を相手に飲んでもらえるか」というような内容が書いてあると思いがちですが、重心は「自分と相手と共通の利益を作る。」 というところだと感じます。 まだ営業経験

          「ハーバード流交渉術」から学ぶ建設的合意

          建設的合意における「ソーシャルスタイル」の活用

          こんにちは、山田晃義です。いつもこのnoteは私が研究・実践をしている「建設的合意」について書いているのですが、さまざまな本を読む中で建設的合意と親和性を感じるものを紹介させていただきます。 今回できる営業は「これ」しかやらないという書籍を読み、その中で紹介されていた「ソーシャルスタイル」という概念からセールス・営業並びに建設的合意に活用できそうな部分がありました。 ソーシャルスタイルって何?これを読んでくださる方はソーシャルスタイルについてご存知の方も多いかと思いますが

          建設的合意における「ソーシャルスタイル」の活用

          「建設的対話」とは何か?

          前回のnoteでは「建設的合意」とは何なのか、という内容に焦点を当てながら、それができない理由や「建設的合意」に必要なものについて説明させていただきました。 今回は前回「建設的合意」に必要なものの中で触れた「建設的対話」について紹介していきます。 「対話」とは何かそもそも対話ってなんなのでしょうか。辞書的な意味として「対話」は以下のように定義されていました。 直接に向かい合って互いに話をすること。また、その話。多くは二人の場合にいう。対談。 -精選版 日本国語大辞典-

          営業において破談しそうな案件における建設的合意の活用

          今回は、営業・セールスの中における建設的合意の活用についてご紹介します。 営業をしていると断られることが多く、時には商談が成約しかけたにもかかわらず破談になったということは、営業活動をされている方であれば誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか? それでも営業のみなさんは提案を続けなければならないですよね。どうすれば相手も自分も望む形で話を進めることができるのか。そこにはやはり建設的合意の概念の活用が不可欠だと考えています。 この記事が少しでもみなさんの日々の営業や

          営業において破談しそうな案件における建設的合意の活用

          「建設的合意」とは何か?

          前回のnoteはなぜ「建設的合意」なの?という部分と私のキャリアと建設的合意について投稿しました。今回は普段Twitterでも投稿していますが、改めて「建設的合意」とは何かについてお伝えさせていただきます。 「建設的合意」とはなんなのかまず「建設的合意」というのは私が作った造語で、下記のように定義しています。 建設的合意とは 互いの意思決定メカニズムや心象風景を理解し、成したいこと・なりたい姿に近づくことを目指して、コミュニケーションを通じてWin-Win状態を紡ぎ出し続

          なぜ「建設的合意」なの?

          前回はnote始めるご挨拶の記事を投稿しました。今回は、なぜ自分が「建設的合意」という概念をテーマに研究・実践をすることになったのか、その背景をご紹介します。 私のざっくりキャリア 私は2002年に新卒で株式会社キーエンスに入社しました。 そこでバーコードリーダーの事業部の一員として、京都の営業所に配属されて3年半法人営業に従事しました。キーエンスといえば厳しい強い営業で、激務に加えて給与が高いというイメージを持たれてる方が多いのではないでしょうか?当時も同じで「30で家

          「建設的合意」のnote始めます!

          初めまして、山田晃義と申します。noteは随分前からアカウントを作っていましたが、発信はせずに読む専門でした。。これからnoteで記事の投稿も行なっていくのでよろしくお願いします! noteで何を発信するのか 私は今株式会社REAPRA JAPANという会社に所属しています。REAPRA JAPANは「研究と実践を通じて産業創造をする」というミッションを掲げているベンチャービルダーです。 そこで「建設的合意」という独自の概念構築に向けて、研究実践をおこなっています。このn

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