何と呼ぶ、我が名。
たまにはお題で記事を書くのも良いかな。
名前。自分より、誰かが私を呼ぶのにたくさん使うもの。もう今更、自分を名前で指したりしないもの。
名前の漢字が読めないとよく言われるのよ。反抗期だった頃は答案用紙にひらがなで書いてやりましたよ。
糸へんに文、指紋の紋であき。と呼ぶ漢字の我が名。でも、ハンドルネームはもん。同じ漢字で違う呼び名も面白いかなと。
名付けたのは中森明菜ファンの父。産まれた私の顔を見て、明るい明じゃないなと見つけてきた紋。あきでは変換出来ないんですけど。
でも、反抗的にも、珍しがられるのが人と違って、ほんとは誇らしかったよ。
好きな人に名前を呼ばれる時の甘い音。好きなバンドメンバーに名前入りでサインをお願いした時の会話の広がり。良い名前だねって言われただけで、一生この名前で生きていくって軽く浮かれた。
でも、ほんとの意味でこの名前で生きていくと思ったのは、父か亡くなったあの日からだ。
父が亡くなった日、偶然にも中森明菜は明菜というアルバムをリリースした。そんなことってある?
父が名付けたこの我が名で、生きていく意味にしるしを残したい。