カナダで障害児子育てをしている私がSDGsへの向き合い方とか聞いて思う事
SDGsへの向き合い方ってどういう意味だろう？SDGｓのゴールが他人事でどこか自分とは関係ない場所にあるけど、とりあえず関係あるように行動しようみたいな表現で私はあまり好きではない。
カナダというインクルーシブな環境があたり前の社会で障害児の子育てをしてすでに１４年。自閉症を持つ長男は１４歳の誕生日を迎えハイスクールに通っている。
多様性国家のカナダは、違いを受け入れるのが得意だ。違いを理解し受け入れて柔軟に対応する。社会全体がそれぞれの課題を自分事として受け止め受け入れ自分の出来るコトで貢献している。カナダでの障害児子育てを通して私はそれを過去１４年間ずっと体感してきた。
ＳＤＧｓへの向き合い方とか聞いて思う事。向き合うものじゃないよ。自分事として取り入れ考え行動するモノ。ひとつでもイイ。出来るコトを取り入れ実践する事が大事。
だけどねぇ、これって自分の心が満たされていないと実践できないゴールでもあるような気がする。心が満たされてなくて常に追い詰められていて、だけどＳＤＧｓってプレッシャーかけられたら、とりあえず向きあうって事しか頭に浮ばないのもわからないわけではない。