塾弁

僕は中学受験生だった・・・

受験勉強に追われていた僕。

帰る時間も日々遅くなっていた。

僕がそんな中でも頑張れたのは、親が作ってくれた塾弁だ。

塾弁を食べられる時間は、長くて15分間。

その中で食べるのは大変であった。

それを配慮して母は弁当を作ってくれた。

エネルギーを短時間で補給できる食事。

しかも塾弁の日は、週に3回ある。

それから1年経って、僕は私立の中学に通っている。

だがその学校は、学食もあるが全日お弁当制だ。

再び、僕のお弁当生活が幕を開けた。

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