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【言葉は読まれない】という思い込み ー 「UXライティングの教科書」を読んで
「UXライティングの教科書」を読みました
転職のメンターさんにおすすめしてもらった本です。転職先だけでなく今のWEBデザインの実務にも活かせる内容だったので記録します。デザイナーとしてキャリアを積むなかで知らず知らず根付いていた思い込みを覆される内容でした。
こんな思い込みをしていました
私は紙面デザイナーのときから「言葉は読まれない。できるだけ短くすること」と教えられてきたし、そう思い込んでいました。(読まれるとしても見出しくらい)
また、文章が多くなったりして美観を損ねないことを第一に考えてしまっていました。
とくにボタンなどのマイクロコピーを扱う場合は、なんとなくそこに時間をかけてはいけない気がしていました。
本書で学んだこと
長い間、インターフェイスは“すっきりと”デザインし、言葉はできるだけ少なくするのがトレンドだったそうです。
けれども本書ではユーザーとのコミュニケーションを重視しています。コミュニケーションにおいて言葉でしっかり伝えることは言わずもがな重要です。
インターフェースに表示される言葉は、実際に顧客と対面して語りかける言葉と同じ働きをするとのこと。画面の向こうの顧客と対話する気持ちで考えることが大切なのだそうです。
ユーザーに行動を起こさせたいときは、ユーザーの利益をちゃんと伝えられているかを考え、押し付けがましくない表現を考えなければいけません。
これからどうするか
「どうせ読んでないだろう」と言葉をないがしろにすることはユーザーに失礼な態度だし、ユーザーを信頼してないということだと気づきました。
ブランドへの信頼、継続性、感情的なつながりのある関係性のためにも、ユーザーに敬意を払う態度が必要だと感じました。それは顧客を目の前にしてるときと同じなのです。