日本の平安時代
日本の歴史から、
今生きている価値を見出す。
歴史を深く広く知ることで、
自分の血肉になる学びを得たいと思います。
6.平安時代
794年~1192年の398年間
京都に律令国家を建立。
貴族による権力争いが起き、
平安初期は、藤原氏の摂政・関白政治が執り行われた。
摂政とは、
天皇幼少時の政務代行である。
関白とは、
後見役の政治補佐である。
藤原道長、頼道時代に最盛期を迎えた。
藤原氏は戦後まで華族として、皇室と政治に関わり続けた。
平安時代は、国風文化と呼ばれる貴族の時代。
平等院鳳凰堂に代表される
きらびやかな国文学が発達した時代。
女流作家も誕生し、
古今和歌集やかな文字が誕生した。
1156年保元の乱が起き、平氏の時代。
1185年源平の戦いにより、源氏の時代へ移行。
1192年から武士の本格的時代になる。
これらの時代を眺めると、
貴族のきらびやかな日本文化が醸成された時代。
女流作家が現れ、日本文化が発祥した時期。
この時代以降、江戸時代終幕まで武家時代が長く続く。
日本の古き良き文化を感じる平安時代です。