他人との関わり方
他人からの承認欲求を求めると、
人は苦しみを感じます。
正しい生き方をするには、
相手に向ける心を確立することです。
相手との関わり方の原則は次です。
1.相手のことを判断しない
2.過去は忘れる
3.相手を新しい人と考える
4.理解し合うことを目的とする
5.関わりのゴールを見る
相手への心の反応を止めることで、
クリアな心を保ちます。
人間にとって一番大切なことは、
心に苦悩を溜めないことです。
そのためには、心の反応を止めることです。
もう一つ大切なことは、過去をひきずらないことです。
過去をひきずるとは、記憶による心の反応です。
心の反応を止めましょう。
過去を思い出して、記憶に反応して、新しい怒りを生む。
その怒りには、妄想以外関係のないことです。
何事にも苦につながる心の反応をしないことです。
仏教では人も心も無常で、うつろいゆくものととらえます。
相手はいつでも初めて会った人なのです。
記憶や妄想による心の反応は苦を生むだけで正しい人生ではありません。
正しい人生とは、心の理解です。
心の考え方は心の内側の理解にあります。
今を生きることを大切にし、
良き地平にたどりつけるよう、
明るい希望を持ち、
これからの人生を信頼することを誓います。