お姉ちゃんに守られて
妻と小2の娘が経験したホッとした出来事のお話。
先日、妻と娘はUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に行った。
妻と娘は新幹線で新大阪まで行き、妻の両親と合流。
「新大阪駅」から在来線で「ユニバーサルシティ駅」まで向かうわけだが、
その混雑具合が半端ない。
「これ乗れるのか?」と恐怖を感じるくらいに、おしくらまんじゅう状態。
扉があき、乗客が乗り降りするたびにギュウギュウとプレスの波が訪れ、
「痛い痛い!」と心の中で叫びながらも必死に耐えている人。
列車がカーブにさしかかれば人は遠心力で押され、
ガタガタと列車が揺れれば、隣接する人に触れないように必死にこらえる。
そんな状況、、、身長120未満の娘には危険ではないだろうか。
そんな不安を抱きながらも仕方なく乗車。
必死に娘をガードしている妻。
そんな光景を見てだろうか。
近くに乗車していた5人の女子高生たちが、
「こっちにおいで」と優しく声をかけてくれた。
女子高生の輪の中に入れてもらう娘。
娘を中心に円陣を組み、おしくらまんじゅう状態から守ってくれている。
おかげて娘の周りにはほどよい隙間ができ、とても快適そう。
このおしくらまんじゅう状態の中、娘は快適な混雑乗車を経験することができた。
この話を妻から聞いた時、わたしは少しうるっとしてしまった。
なんというか、、、
自身の体験ではないものの、本当の人の優しさに触れたような感覚になった。
知り合いでもないけど、困っている子がいれば助けてあげようとする姿勢。
「優しさって、そういうことだよなぁ」
そんな風に思った。
もし自分が同じ状況にいたら、果たしてどのようなアクションをするだろうか。
「世代問わず、こういった姿勢は見習わないといけないな」
そう考えさせられた出来事。
(子どもメインのテーマパークであれば、パーク内の環境だけではなく、
向かう途中の環境や動線の設計も満足度に影響するよなぁ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?