頂きはどこにある?~心の中にある
どこでも、誰にでも仕事でも私生活でもかならず山と谷がある。
山と谷はただ順境と逆境のことをいうのではない。
外部の出来事を心の中でどう感じどう対応するかということでもある。
今日の逆境で賢明なことを行えば明日の順境を作り出す。
山とは、自分がすでに持っていることに感謝すること。
谷とは、失ったものを求めること。
外部のできごとは必ずしも思い通りにならない。
しかし、心の中の山と谷は考え方と行動しだいで思い通りになる。
谷から出る道が現れるのは物事に対する見方を変えた時である。
逆境にひそむ利点を見つけそれを活かせば谷を山に変えることができる。
山と山の間にはかならず谷がある。
谷にどう対処するかによっていかに早く次の山にたどり着けるかが決まる。
順境に感謝し賢明に対処すれば逆境はほとんど経験しなくてすむ。
山から落ちる一番の理由は傲慢である。
見せかけの自信にすぎない。
谷からなかなか出られない一番の理由は恐怖心である。
次の山に到達するには自分の具体的なビジョンを思い描くことである。
きわめて具体的で、綿密で、喜んで実現する努力ができるような
よりよい未来を満喫している自分を思い描こう。
現実を味方にすべきである。
心の山とは恐怖心に打ち勝つことである。
自分なりの具体的なビジョンに真に従えば山を作り出すことができる。
恐怖心は消え去り心穏やかになりうまくいくようになる。