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美談と現実、モチベ爆上がり

この夏やってやんよ!
その前に自分のためにネガティブなこと、書きます!ごめんなさい!

今日は過去の現実ってやつを思いだし心が燃え上がりました。
うおおお。まだどきどきする。
負の感情を抱いたわけですが、自分にとっては燃料になったのでそれもまたよし。きっかけは今朝実家(自転車で10分)を訪れ、昔の本棚から資料をあさったこと・・・。
昔旗揚げ公演したときの資料をみました。もう苦しくて苦しくて逃げ出した敗者の過去として二度とみることもないだろうと思って脚本すら残っていないんだけど、予算管理とかフライヤーとか当日パンフ残ってました。当時「もう旗揚げなんてしねえ」と思いながら捨てられなくてとってあったの。

「ああ懐かしいわー。10年たってようやくこれ見れるようになったのね~」

なんて半ば感傷的、半ば自分成長したやんという感じてめくっておりました。と・こ・ろ・が・・・。
当日パンフをめくって、私とAさんの公演ご挨拶コメント読んで
しばらくして思い出したのです!!!!

ぐわああああ!!
こういうことする?フツー?

ぎゅーんと10年前に戻りふつふつと怒りが沸き上がりました。
野心家で執着あって狂気だったAさんのこと美談にしていましたよ、私。
当時はついていけなかったけど今考えるとそのエネルギーはすごい尊敬するって昨日まで思ってた。世の著名人もどこかしら狂気をもっているんだろうなあとか、人としてどうなの?とか思ってしまう自分は才能も覚悟もないのにただ嫉妬してあら捜ししとるあまちゃんなんだと思ってた。
実際そうかもね!でも今回は前言撤回する!!!!!

端的に言うと当時の私はでくの棒で、Aさんにとっては「笑いの傾向が似ていて、お客さんを呼べる」だけの、時期をみて切り捨て決定なお荷物野郎だったのではなかろうかと思います。オムニバスの共同脚本も1本しか書けないし仕事を言い訳にして作業遅いし全然役に立ってなくて遅刻とかしてたし、稽古が気乗りせず「Tシャツをさがしてくる」といって1時間帰ってこないみたいな最低な野郎でした。なんつーか、あまえてたし未熟だったし覚悟なかったし。もう100ゼロで私が悪いよ!!でも一生懸命やりました。だって二人だけの公演だしやりとげたかったから。
で当日パンフにAさんはなんて書いたかというと、
「ある役者が昔からするとすごい成長したなって思った。準備期間に嬉しいことがあった。これもまたみなのおかげうんぬん」
これ読んだ人は、「ああもう一人の相方さんのことなのかな?」って思うくらいの熱量と場所、だって二人芝居だし旗揚げ公演だし。私も今朝このコメント見た瞬間は「ああ、結局Aさんは私のちょっとした頑張りとかみててくれたのかな・・・色々あったけどここにこうして言葉にして書いてくれてるんだし。怖い人とか思ってたけど、それは当時の私のメンタルがアレだっただけで本当はフォローしてくれる優しさがある人だったのかあ」なんて思ったの。

で・も!思い出しちまったんだアー!

この文章の「ある役者」って私のことじゃなくて手伝ってくれた別の人のことなんですよ確か!もうそれはそれは仰々しく人の成長の喜びについて唐突にド頭5~6行書き連ねておって。旗揚げ公演の最初の挨拶にそれ書く?っていう不思議な場所に。ここにこれ書くっていうことは、ぱっと見、相方をねぎらっているようにみえるんですよ。というかそういう風にとらえてしまうような書き方だと思う。
でも本当は違ーう。
どうみても私への当てつけだっ!「おめーじゃねえよ?」っていう。
と今朝の私は思ってしまったの。
仲間内でもそのような話になっていた気がする。多分当時メンタル弱ってたのでそんなこと気にする余裕なく「私アホだから仕方ないですよ」くらいのこと思ってた。でも今改めて思い出して、ぐぬぬぬ~~となりました。
これ読んでる人に伝わるのかな?笑
人はどんなに辛い過去でも得るものがあったとレジリエンスを発揮して突き進むので現実を美談にする能力は素晴らしいものだと思うのよ。

でもっ!!!!
そのGAPたるや!!!

でも、ネガティブ思考のひと(私)は妄想が膨らんで変な方向にいってしまいそれが物書きのネタになったりする・・・らしいんだ・・・
Aさんにはそんな意図はなくて、私がそう捉えただけかもしれないんだ。
でも、そういうこと、やりかねない人ではあるんだっ・・・!
高確率でっ!!!
わかんないけど今日の私はAさんの表向き自分の格をあげつつこんなところでも私をディス必要ある?刺し方が異次元!無理っ!と思いました。
テレビ欄、縦読みで別のメッセージ的なあれですか?

それで私、Aさんに勝ちたい!と思いました。
演劇の自分のスタイルをみつける!何年かけても!!!
もういっそ今朝のAさんが虚像でもいい!!
はーすっきりした。これ触れないようにしてた。
全然吐き出してなかった。

隠してたっっ!この感情っっ!
あふれだすっっ!恐怖、無力感、劣等感!
つかんだ夢、覚悟がなければ、ただのゴミクズっっ!!!
期限の切れた・・・宝くじっっ!!
(カイジ風)

うひーーーーーでもしかしーーーーー
Aさんも大概だけど自分も本当にひどかったーーーーーー
地に足がついていなかったーーー
それっぽい場所にいるだけで満足して
気分でやるべきことから逃げてた。
この後別の友人の芝居を手伝ったときも怒られた・・・
一緒にやろうという誘いを断ったこともある・・・
現実と夢の間の泥臭い努力をやってなかった。
20代のときダメなことに気づいてよかったと思おう。

とりあえず1度の失敗で逃げない!!!!!
そんで旗揚げまでしたのにやりきれなかった自分は、
<演劇に逃げていませんか?>
やりたくてしゃーないのだったら、やるでしょ!
自分の責任でやるのならそれが白黒つけられると思う。
今回は絶対になんかやる。

演劇が自分にとって、
アウトプットの場から、
目の前で起きたことに反応するアートと自覚するようになってから、
楽しいけど、全然褒められなくなった。
だから続けているのかな。
時に演劇界の著名人とお話しする機会もあったけど、
言葉がなんにもでてこなくて。
私、ただの圧倒的ファンじゃん!
アーティストとして語る言葉ないじゃん!と自覚。
私こういうことやってます!って堂々といえるように
やってやんよ!!
アートじゃないかもしれないけどやってやる!夏!

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