<書評>止まった時計(ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ著、夏来健次訳 国書刊行会)
「図書新聞」No.3661・ 2024年11月2日(土)に、『止まった時計』(ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ著、夏来健次訳 国書刊行会)の書評が掲載されました。
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/index.php
『恐ろしく奇妙な夜――ロジャーズ中短編傑作集』(夏来健次訳、国書刊行会)に引き続き、今回もロジャーズの書評を書くことができてうれしかったです。前作以降、すっかりファンになってしまい、『赤い右手』も自主的に読んでしまいました。ロジャーズは読者は煽るのが上手くて、いい感じに真相とは別の方向に連れていかれたあげく、天と地、表と裏すべてひっくり返す展開になるのがたまりません。しかも、そのどんでん返しを1行でやっちゃったりするんですよね。人によっては「反則技」とか「バカミス」とか言ったりするようですが、騙されるのを楽しむのがエンターテインメントなんじゃないかと思います。このあと2作長編が出るということで今から楽しみです(読みたい)。
書評は下記リンクからお読みいただけます。
https://note.com/yasushi_kaneko/n/nc83eecca8c28
10月に出版された『THE COMING WAVE AIを封じ込めよ DeepMind創業者の警告』上杉隼人訳、日経BP/ 日本経済新聞出版)
『図書新聞』3660号 (発売日2024年10月19日)の一面に掲載されました。DeepMindの共同創業者、現マイクロソフトAIのCEOによる全人類への警告書ともいうべきベストセラーの邦訳です。私も少しお手伝いさせていただきました。よければ書店で手に取ってみてください!
https://note.com/limber_frog1347/n/n5cc64035b105