平和への祈り
●北京ロスが起こっている
こんにちは、akkiy☆です。
最近絵を描いていません。
4年待ち焦がれていたイベントが終わってしまったからです。
完全に北京ロス。
それに加えて世界が暗い。
こういう時は過去絵を引っ張り出します。
ではどーぞ。
●スペインの巨匠を模写した
数ヶ月前の絵です。
スペインの巨匠ムリーリョを模写したものです。
ざっと鉛筆で描いたあと、指を使ってデジタル彩色しました。
描いた時は
…ムリーリョじゃない
と思ったのですが、観かえしてみたら
…ムリーリョ風かも
になりました。
現物はもうちょっと髪の色が茶色いです。キラキラビームも入っていません。
●ムリーリョはバロック時代の巨匠
ムリーリョはバロック時代の巨匠の一人。
教会からの注文が多かった中、スペイン一般市民の顔もそっと描いた人です。
絵画というのは歴史の生き証人的なものも含んでいます。
宗教画をメインに描いていたムリーリョには思うところがあったのでしょう。
親をなくし孤児となった子らの姿も描いていました。
『乞食の少年』はルーブルで観ました。
大きい作品だった。
感極まってちょっと泣いちゃったんですよね、これをみた時。
ムリーリョは子沢山でしたが、病気で多くの子を亡くしています。
親の目線もあったのかな…と思うのでした。
バロックの前時代は調和均一モットーのルネサンス。
歴史というのは真逆に動くことが多い。
バロック絵画は感情を爆発させた劇的な雰囲気を描いたものが目立ちます。
ルーベンスの『埋葬』はいかにもバロック。
躍動感にあふれ、メロドラマのような雰囲気が画面から漂ってきます。
というわけで、今日はバロックのお話もちらっと書きました。平和への祈りも込めて。
ではでは。
太陽冥王合におめぐみをありがとう。