【ホロスコープ雑記】ブーメランヨッドを知っていますか
ヨッドという特殊なかたちがホロスコープにあらわれる人がいる。
60度と150度の組み合わせで作られており、ホロ上では緑色の点線で作られた二等辺三角形のかたちで出てくるが、たまに変なヨッドを持っている人もいる。「セミヨッド」や「変則ヨッド」でググってみよう。
あれ、自分、ヨッドだったの?
なんてこともあるよ。
とはいえ、ヨッドを持っている人は少ない。言うなればレアキャラさんだ。
ヨッドが現れる場所や形成する天体で意味は変わってくるが、イメージとしては
どせいはちまき
を持っている感じ。
ヨッドさんは基本的に土星な性質をお持ち。
積み上げたものがうまくいかなかったり、妨害されたり、なんかダメ、などなど、ぐるぐるしてしまうからだだろう。
なんでワタシだけモタモタしてるんだろう
とか
なんでワタシだけ辛いんだろう
などという気持ちにもなりがち。外から見るとそんなことはないんだけれど(めっちゃがんばりやさんですからね、ヨッドさんは)。
あきらめないのもヨッドの特徴。だからぐるぐるもする。「もしかしたら●●できるかもしれない」があるから。
めいおうさまのいうとおり説が冥王合だとしたら、努力こそ報われる説がヨッド持ちである。
はっきりいってしまうと、とんでもなく遠いところにゴールがあるのがヨッド。だからこそあきらめないのがポイント。
選べる自由がある。継続できる自由もある。根気強さもあるのだ。
ヨッドを持っている人が天才といわれる所以。それは、もともとの才能にはてしない努力ができるからである。有名なのはイチロー。ヨッド性質を上手に活かした結果、うまく人生が回っている。
神の手を持っている人は大変だが幸せでもあるのだ。
ヨッド持ちの中でもさらにレアキャラさんというのがいるので紹介しよう。
はるなさんとはみんぐばーどさんだ。
はるなさんは金星トップのヨッドが9室にある。
はみんぐばーどさんは土星トップのヨッドが1室。
これにブーメランヨッドというのが加わっている。
二人のホロをみたとき、ジャンヌダルクや星飛雄馬が浮かんだ。
戦う者の歌が聴こえたよう。
謎のプレッシャー。謎の闘志。謎の我慢。謎のまわりからの圧。
うさぎと亀ならカメさん。
鳥獣戯画ならカエルさん。
彫刻ならラオコーン。
しかし、ここにゴレンジャーのような助っ人が登場する。
その天体が明るくて元気だからか、なんか憎めなくておもしろいヨッドになっている。
ヨッドのど真ん中から天頂目掛けて助け舟を出してくれる子たち。ええ子だな。二人とも金星が絡むのでおしゃんだ。
はるなさんの金星は「かっこいい強さ」、はみんぐばーどさんの太陽は「癖になる美貌」と言われたことがある。
これ、ヨッドが関係しているんだよ。力強くて美しい。
そんな人達を横でみて幸せに浸る。そんなことができるのも企画ならではである。ヨッドブーメランのおこぼれありがとん。