コロナ渦でこんなに進化した!生活スタイル
もう8万回くらい、聞かれたと思うのですが。
「今もルースターにいるの?」
「何やってるの?」
「元気?」
......色々やってます、元気です!!!!!
ということでコロナ禍で180度、いや360度変わった私の生活。(戻っとるがな)
ざっくり言うと、ルースターとは業務委託契約にしてもらい、新しいことも始めるにあたり開業届けも提出。
これが2020年、昨年のこと。
2021年にかけては、こんな仕事や活動で日々が彩られるようになりました。
◆ルースターでの諸々
◆法律事務所での相談受付
◆オンライン秘書
◆その他個人でお引き受けできるお仕事
◆きょうだい会ファーストペンギンの活動
時系列で整理してみます。
【2020年2〜3月】
ご存知の通りコロナ禍に突入。
私が任されていたライブハウス・ルースターの支店は、いわゆるアマチュア・趣味で音楽活動を楽しんでおられる方が、貸切でご利用されるイベントがメイン。
「音楽は不要不急なのか?」という議論はさておき、当然キャンセル・延期の嵐。
誰も悪くないのに「心苦しいです」「申し訳ありません」のラリー。
そして自分の仕事、ってか売上ないやん......とさすがに疲弊していきます。
【2020年4〜5月】
「これは長くかかりそうだぞ。」という目を背けたくなるような現実が浸潤してくる頃。
何か活路を見出さねばと、多方面で勉強・調べ物をし始めました。
○助成金、補助金の調べ物
○休業要請っていうけど、配信はいいの?
○権利関係どうなるん?
○キャッシュフローどうなるん?
○配信機材・技術の諸々
○他のライブハウスどうしてる?
○言うて飲食店と同じですけども
○自粛警察こわ...
などなど、静かではあるのに、精神的には非常に落ち着かない日々を過ごします。
私は権利まわりを担当。
記事にしたところ、反響をいただきました。
社長のやっているルースター本店は、いわゆるプロ・演奏で収入を得ているミュージシャンたちが出演していました。
不要不急、じゃないですよね。音楽が仕事なんだから......と悶々と過ごします。
と同時に、「こんな状況で、わたしがこのままルースターにおんぶに抱っこじゃ申し訳ない。店を存続させながらも、何かいい関わり方はないか?」と眠れないほど考えました。もう、6時間くらいしか寝てません。
そこで社員としては一度退職。
害虫、じゃなかった、外注として業務委託で働くことを思いつきます。
そして出稼ぎ的に、他の仕事も視野に入れ始めます。
【2020年6月〜】
他の仕事っつっても、何しようか。
求人を見ても「営業」「経理」「エンジニア」とか、ザ・専門職!なものばかり。
いやーーー、わいにはそこまでスキルがねぇ。ルースターで、全体的にふんわりやってたけど。と尻込みしてしまいます。
条件的な優先順位は何か?と考えた時に、まず
○ルースターが忙しくなっても柔軟に対応できそうか
○今までの経験が活かせそうか
の2点を重視。
そんな中、法律事務所の相談受付の募集文に「傾聴力のある方」という触れ込みを見つけます。
実は数年前から、きょうだい会(兄弟姉妹が障害を持っている人たちの集まり)の運営で、しばしばファシリテーターなどをしていたわたし。
20〜30代のきょうだいの会
ファーストペンギン
人の悩みを聞くことは嫌いじゃないし、むしろ好き。
「これは自分の経験が活かせるかもしれない」と直感的に感じ応募。
無事、採用していただきます。
(傾聴力というより話し好きじゃん!というツッコミは受け付けます。)
※無資格者で非弁行為となってしまいますので、ご相談は一切受け付けておりません。詳しい業務内容や所属に関しても、コンプライアンスの観点から明かすことはできかねます。
【2020年9月】
法律事務所での仕事もしつつ、検討ののち、2店舗あったルースターは1店舗に統合。再スタートを切ります。
【2020年12月】
ここまでで実は、お金の勉強もかじっておりました。色々色々考え税理士にも相談し、2020年中に開業届けを出すことを決意。無事A4用紙1枚の開業届けをペラっと提出します。給与所得がありつつも、フリーランスというやつです。
【2021年1月】
開業届けを出したからと言って、ガラッと何かが変わるわけでもない。
でも何かしなきゃ、何かできる余地があるな、と思っていたところ「オンライン秘書」なるパワーワードを発見。
もはや何で見たか忘れました、Twitterだったかな。
正直、最初は「うさんくさいな」と思い、かなり警戒していました。(ごめんなさいw)
ただ、ルースターでもはや秘書的な動きをしていた経験や、名もなきスキルをどんどん言語化していくゆりえもんさんに勝手に自分を重ねw、そして惹かれていき、オンラインサロン「おうち秘書サロン」に入会。
【2021年2月〜】
あれよあれよとオンライン秘書としての最初のお仕事をいただき、その後もちらほらとご依頼をいただき......今に至ります。
(今回は大筋がズレるので割愛)
【コロナ渦でこんなに進化した!生活スタイル】
◆1社に囚われなくていい
以前は必要以上に「ルースターの看板を背負っているんだ」「ルースターとしてのすがいを見せなきゃ」と気負っていました。でも、そんなことは元からする必要はなかったのです。
コロナを機に、自分が業務委託になるという選択肢を見出し、とっても世界が広がりました。
ただそうなったのは、前提としてルースターでの経験があったからこそのこと。
このことは決して忘れてはいけないし、感謝しかありません。
◆きょうだいの活動にも時間が割けるようになった
単純に仕事量が減ったり、土日の調整がしやすくなった、というところ。
まだまだ模索途中もいいところですが、2021年は特に横の繋がりがたくさんできました。
◆マジョリティの生活スタイルも取り入れられるようになった
朝7時台に起きる生活とか、学生ぶりですw
しかも深夜〜明け方に寝る癖は抜けないので、1日ってこんなに長いんだ!と。
そしてゴールデンタイムの番組が視聴できるようになり(テレビっ子w) 、前よりは流行り物センサーが作動するように。
娯楽を提供する側の人間としては、地味に重要なポイント。
と、「ライブハウスで働いてるあいつはコロナ禍で大丈夫か?」という心配とは裏腹に、自分でもびっくりするほどたくましく生きています。
平たく言うと「フリーランス」「複業」(サブはないので副業ではない)ということになりますが、それって「外側」「雇用形態」のお話。
大切なのは、どんな思いや背景で生きているか、仕事と向き合っているか、そして一つ一つの選択の理由は何なのか。
これからも向き合っていくこととなるでしょう。
そしてこの過程で、個人を指名して仕事・活動しようとお誘いいただくことの嬉しさ、尊さ、責任の重さをひしひしと感じています。
まずは今、やっと大きいボールによじのぼったところ。
2022年はバランスよく乗っかり転がし、進んでいけたらと思っています。
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