H28年度赤磐市総合戦略策定事業の成果
H28年度赤磐市総合戦略策定事業に制定された計画(H31 まで)の中から、教育関連の目標について、どれだけ達成できたか、どんな成果があったかを振り返ってみようと思います。
まずは、数値目標。
教育関連は、
1)「授業の内容がよくわかる」と答える児童・生徒の割合 :80%
2)認定こども園の数:1か所
3)家庭教育講座参加者(年間):1000人
4)全国学力調査の結果:全国平均レベル
さて、結果は?
平成30年以降の全体としての結果の報告が見つけれなかったので、いろいろな資料をみて検索可能な範囲で結果(進捗)を見てみる。
結果
1)「授業の内容がよくわかる」と答える児童・生徒の割合 :80%
4)全国学力調査の結果:全国平均レベル
平成31年度の結果はこちらでも書いた通り。
ただ、学校の授業がわかるかという問いについての結果について赤磐市の報告では見られなかったが、「令和元年度実施事業 赤磐市教育委員会事務点検・評価書」(P8)に結果が掲載されていた。
データをもとにグラフ化してみた。残念ながら目標は達成できず、改善の兆しが見られない結果であった。
2)認定こども園の数:1か所
目標達成!!
市内には2か所(市立1か所、私立1か所)の認定こども園があります。
赤磐市立赤坂ひまわりこども園(町苅田:100名)と私立いちょうの森こども園(桜が丘東:95名)
利用状況も盛況のようです。(第2期赤磐市子ども・子育て支援事業計画(令和2年度~令和6年度) P22
3)家庭教育講座参加者(年間):1000人
平成30年度の結果1150名。(P14)
目標達成!!
結果を受けて、新しい計画では重点目標から外れたものの、参加者1500名に増加。
少し混乱。教育振興基本計画 (P14) と令和元年度実施事業 赤磐市教育委員会事務点検・評価書(P19)の数字が合わない。どこか集計方法とか、こちらの勘違いがあるのだと思います。こちらについては、少し調べてまた報告をしたいと思います。
新しい目標
教育振興基本計画にて新しい目標が制定されています。
これまでの結果をもとにもう一度目標を見てみると、どこに難しさがあるのか、計画に対する見方が変わってきたように思います。
「授業の内容がよくわかる」という目標は、これまでの5年でいい結果が出なかったので、だいぶ頑張る必要がありそうです。年一回の一発勝負の感はあり、大変だと思いますが、何とか目に見える成果を。
新しい目標を先ほどのグラフに追加してみました。できれば、中学生も80%わかるという風にしていただきたいものです。
LAN整備率はこれまで集計に使っていた学校への普及率とは別の目標になっているようです。学校普及率は88.2%なので、部分的にはLANが通っているが、普通教室へはまだ27.2%ということのようです。計画によれば、今年100%を目指すとのことです。楽しみにしましょう。
ICT全般については、継続的にインフラを投資しないと結果的に使える設備にならないので、リフレッシュ予算をしっかり組んでいただきたいです。前回のLAN設置も、目標2年目で88.2%を達成後、同じ数字が並んでいました。
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