アナフィラキシー
ありとあらゆるものに
興味が湧いて止まない
記憶も曖昧な頃から
曝され続けた挙句
いくつかのものは
力をくれたりして
いくつかのものは
牙を剥いた
入って来られないように
全方向に立てた壁
どこからか隙間を見つけて
しぶとく侵入を続ける
もう二度と
近くに寄らないように
目に映らないように
閉じこもるしかなかった
遠ざけたらその分
あとから欲しくなる
生きることのもどかしさ
生きることの難しさ
次に全てこの身に受けたら
きっと爆発してしまう
ありとあらゆるものに
興味が湧いて止まない
記憶も曖昧な頃から
曝され続けた挙句
いくつかのものは
力をくれたりして
いくつかのものは
牙を剥いた
入って来られないように
全方向に立てた壁
どこからか隙間を見つけて
しぶとく侵入を続ける
もう二度と
近くに寄らないように
目に映らないように
閉じこもるしかなかった
遠ざけたらその分
あとから欲しくなる
生きることのもどかしさ
生きることの難しさ
次に全てこの身に受けたら
きっと爆発してしまう