ひとり旅③〜直島2日目vl.2
直島旅2日目 その2です。
1はこちら↓
ヴァレーギャラリー
さて、ベネッセハウスミュージアムを出てベネッセ専用シャトルバスに乗り3分位で次のヴァレーギャラリー前に到着。徒歩だとアップダウンがありお天気も良いので汗をかくが、バスだとすぐだ。
ただ後からGoogle maps を見ると文化大混浴直島のためのプロジェクト 等 野外アートは素通りしてしまった。
もう、これは再訪したくなる要因でしかない。
ここは李禹煥美術館もあるが、まず野外のヴァレンギャラリーへ。
ここはサラッと見て、いよいよ李禹煥美術館へ。
李禹煥美術館
受付で入館料を支払うと横に立っているスタッフさんが、それぞれの国の言葉で鑑賞の注意事項を言ってくれると言う流れだ。
日本語を使う事の方が多分少ないと思われる。
いったい何カ国語で案内しているのかな?
想定外の質問されたら困るだろうか?
でもきっと英語、中国語、韓国語、サンスクリット語、フランス語、少なくともこの5言語は外せない?
そしていよいよ館内へ。
作品は、その部屋毎の空間を見せているのだと感じた。
ある部屋に入るとポツンと何かが置かれているだけだが、私は天井を見てみた。
そこには、少し窪みをもたせた長方形の窓?のような所があり、その奥には昼間なのに満月が見えた。
これだ!
なんの説明も無いから、気づくかどうか、、
、、、なのだ。そして私は立ち位置を変えて再度見上げて見たら、その場所からは満月は見えなかった。
もう一度最初の場所から見上げてみる。。
やはり見えた。
満月だ。
ひとり気づいた私は嬉しかった。
壁の作品ばかり見ている人に、教えたい...
いや、、、気づいた事を自慢したいのだ私は。
この時ばかりは、連れがいたら絶対に言ってただろう。
ねぇ 見て見て!あそこ。。
こっちからも見て!
ね。。満月、見えるでしょ!
って。
地中美術館
それから結構足に疲れが来ていたが、シャトルバスの時間には30分もあるので、最後の地中美術館までゆっくり歩く事にした。
どちらにしても11時30分の予約まではまだまだ時間がある。
地中美術館だけは予約必須なのだ。
あと今回行かなかった杉本博司ギャラリー時の回廊も予約必須。
チケットセンターには徒歩10分もしないうちに到着。30分前だ。
地中の庭を観る。
持参している水を飲みながらチケットセンター内で休憩した。
入館したら真っ先に地中カフェでランチをしようと決めていた。
周りは9割が外国人。お喋りしていても意味がわからないからBGMに聞こえるし、ひとりでもなんら
感じない。これが日本だったら、きっと喧しいだろうに。。。なんて思った。
さて時間だ!
先程の庭を通り門の所へ行くと、スタッフさんがひとり立っていた。スマホの予約画面を見せて、入館。やはりひとりひとりに、注意事項を説明しているようだ、若い男性(に見える)だが、優しい口調で実にこの場に相応しい感じのスタッフさんだった。
魔法にかかったみたいに、ふんわりと身体が浮いたような気がしながらいよいよ中に入れるんだ!と
地面に目が行く。
館内は鑑賞順は示されていないので、私は逆に迷う。そして、スリッパで入室する場所があったり、いつの間にか外に出ていたりと、建物自体が不思議な空間だ。鑑賞する場所は、それほど多くは無い。
でも作品を大切にしている、その空間を大事にしている。そんなふうに感じた。
館内は撮影禁止なので是非行ってみて欲しい。
さて、帰りはシャトルバスで一気にツツジ荘まで行き、そこから町営バスに乗ってホテルに戻ろう。
私の足と梨状筋が危なかった...
とりあえず戻って休みたい。
若かったらまだまだ一日中の時間を使って回れるのに。。
夕食は 日本酒とおつまみ ノラや
そして夕食の時間
昨夜、REGALOで教えてもらった、日本酒のお店、ノラや へ17時オープンに合わせ行くことにした。登り坂なので町営バスで。
バス待ちついでに、すぐ近くの海へ。
たった2区間で到着。
本村地区の直島港沿いにある。
日本酒は2種類飲んだ。
店主は綺麗なお姉さん。"REGALOのスタッフさんから、日本酒ならいいお店がありますよ!って教えてもらって来ました!" と言ったら、喜んでいた。
そこから、日本酒の話しや英語の発音の難しさの話し、そして私が翌日尋ねる予定の、"泊まれる写真館 こころ日和" の話し。
旅先で色々話せるのは、ひとり旅の醍醐味だ。
次のバスの時間に合わせて切り上げる。
再訪したら又来たいお店!
本村地区散歩
来たバスに乗り、下車後、ホテル 近くの港をもう一度見に行った
暗くなったら、ひとり歩きは怖い。
あまりに人がいないから。。。
ひとり旅④へ続く