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空き家×現代アートイベント

最近、いろんな地域で、空き家や有休施設を活用したアートイベントが 注目されています。
僕の地元でも今年は5回目の芸術祭となる瀬戸内国際芸術祭2022が開催されています。
今回もお手伝いをさせていただいてますが、空き家や使われていない学校などが新しいエネルギーを注入されて生まれ変わっていくのを間近で見ることができるのはほんと幸せです。

会場になる空き家
壁を新しく設置
こちらにも新しく壁を
モルタルを塗ってキャンバスを作ります
島の風景にインスピレーションを受けてアーティストが絵をかきました
この小窓から水平線が見えます
無造作な土壁が雰囲気を出してます
空き地にも作品が

上の写真は前回のものですが今回もいい作品がたくさんできそうです。

このように空き家をたんなる芸術作品を展示するスペースに活用するだけでなく、アーティストが島中を歩いて受けたインスピレーションをもとに芸術作品として生み出すところにも大きな意味があると思います。
島のみなさんと食事をしたり、お酒をのんだり、お祭りに参加したりと、こういった活動の中で、島の人たちとの結びつきが強いアート作品が生まれるのです。

とくに瀬戸内国際芸術祭は、「島のおじいさんおばあさんの笑顔を見たい。」-そのためには、人が訪れる“観光”が島の人々の“感幸“でなければならず、この芸術祭が島の将来の展望につながって欲しい。このことが、当初から掲げてきた目的=『海の復権』です。

空き家活用を成功させる為に特に重要なのは、「継続性」「定着性」であるといわれます。
こういった空き家×アートイベントはまさに空き家活用との相性も良く、空き家に対するネガティブなイメージを取り去るものでもあります。

今後もこういった「空き家と地域の文化」が融合した活動が、いろんな地域で継続的に開催されると、もっと空き家の可能性がひろがり、空き家問題が問題でなくなる時がくると思います。

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