「ゼロ円リノベ」で空き家に新たな価値を!地域活性化の切り札となるか。
最近とくに空き家問題の解決策として注目を集めているのが「0円リノベ」です。
所有者の負担なしで空き家をリノベーションし、新たな価値を生み出すこの画期的なサービスについて、空き家管理士の視点から考察してみましょう。
今月に入って二つの「0円リノベ」についてのニュースを目にしました。
それが、「空き家のチカラ」とさくらホームグループの「空き家ゼロ円リノベ」です。
どちらも空き家所有者の自己負担なしでリノベーションを行い、空き家の資産価値を向上させることができます。
また、契約期間終了後、所有者は売却や継続賃貸など、次の活用方法を選択できます。
これらのサービスの主な特徴を比較すると以下のようになります。
リノベーション費用
・両サービスとも、リノベーション費用は運営会社が全額負担します。
対象エリア
・「空き家ゼロ円リノベ」 石川県、富山県、福井県(北陸エリア)
・「空き家のチカラ」 川西市、池田市、箕面市、豊中市、伊丹市、宝塚市
契約期間中の収入
・「空き家ゼロ円リノベ」 借り上げ期間中、契約料(固定資産税程度)を所有者が受け取れます
・「空き家のチカラ」 得られる月々の賃料の一部(年間10万円程度)を得ることができます
付帯サービス
・「空き家ゼロ円リノベ」 空き家に関連する相談(相続登記、荷物片づけ、建物解体など)に無料で対応し、見積りも無料で提供します
・「空き家のチカラ」 活用にあたっての修繕や清掃は「空き家のチカラ」が行います
サービス開始時期
・「空き家ゼロ円リノベ」 2024年12月5日
・「空き家のチカラ」 2024年12月
これらの二つのサービスは対象エリアは違いますが、ほぼ同様のサービス内容かと思います。
0円リノベは、空き家所有者と地域の双方にメリットをもたらす画期的なサービスです。
しかし、サービスの持続可能性や対象エリアの制限、耐震費用の負担などいくつかの課題も存在します。
空き家そのものについても、かなり状態のいいものじゃないと難しいと思います。
しかし空き家管理士協会としては、0円リノベを空き家問題解決の一つの有効な手段として注目しています。
同時に、このようなサービスが全国に広がり、より多くの空き家が地域の資源として活用されれば素晴らしいことだと思います。
空き家は決して負の財産ではありません。
今回の0円リノベのような新しいサービスを活用することで、空き家は地域の宝となる可能性を秘めています。
ぜひ、あなたの空き家の新たな可能性を探ってみてはいかがでしょうか。
空き家管理士協会は、これからも空き家の適正な管理と有効活用を通じて、地域の活性化に貢献してまいります。
そして0円リノベが、その大きな力となることを確信しています。
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