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#ドッグイヤー 『企画脳』2

企画脳

■僕がスタッフによく言うのは「カルピスの原液をつくれ」ということだ。カルピスの原液ができれば、時代に合わせてさまざまな飲み物がつくれる。
今後どれだけオフィス機器がハイテクになろうと、やっている仕事の「原液」は変わらないはずである

■街で発見したことや、人から聞いた話を記憶し、蓄積することが発想・企画術になる街にたくさんころがっている発想のネタに、いちはやく気づくかどうか。そこが他人より一歩先を行く企画を生みだす「ターニング・ポイント」なのである。

■自分の中に他人に話したくなるような話題、つまり企画という料理のための「食材」を、どれだけ溜めておけるのかが重要なのだ。
日々の生活の中で、面白いと思えるような「食材」をどれだけ多くためておくことができるか。それが、発想力であり、企画力というわけだ。

■合わないと思われるほう、違和感のあるもののほうが独創性に富むし、話題にもなりやすいということだ。自分が集めた「食材」の中で、一番合わないものは何か。いちばん「真逆」にあるものは何か。それを考えることが、はじめの一歩と言えるだろう。

■自分だったら「どうすれば納得できるか」と考えてみることだ。まず自分がプレゼンを受ける立場だったらどうなのか、ということをシミュレーションしてみるのである。

■あえて「勉強」という形をとらなくても知性や教養を磨くことはできる。
「勉強」と身構えなくても、自分の興味のアンテナを広げることで、ネタは容易にキャッチできるようになるのだ。

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