『さみしいひと』をご存知ですか?
斎藤けんという漫画家さんが好きです。
『花の名前』という漫画で知って、
この作者さんの漫画はほとんど持っています。
(『天堂家物語』だけは何故か食指が動かずまだですが、いつか読むと思います)
今日アメブロで紹介したのは、
そんな斉藤先生の一巻完結の漫画『さみしいひと』です。
泣いている人を放っておけない倫子は、
同僚のミスを肩代わりして、
結果仕事を首になってしまいます。
その帰りに出会った雨の中泣いている女性に、
傘を差し掛けたことがきっかけで
彼女の弟の世話役の仕事を頼まれます。
ピアノの才能があるのに、
会社を継がせようとする母親から
弟を守って欲しい。
彼女はいいます。
弟のピアノは、涙がこぼれるような音なのだと。
後日彼女の弟と対面するのですが、彼は
全身で「姉の代わりなんかできない」と敵対姿勢。
果たして倫子は彼女の願いを叶えられるのか?
そもそも弟の信頼を得られるのか笑
というお話です。
少女漫画らしいきゅんも詰まってますが、
倫子自身の家族との関係も物語に絡んできて、
その部分にかなり胸を掴まれます。
ひとにやさしくしたくなる、
そんな斉藤先生の漫画の入り口として
おすすめの一冊です!
アメブロでもおすすめの漫画を紹介していますので
読んでもらえると嬉しいです!