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私はあまりものを続けられない人間だ。
日記は一年しか続けられなかったし、このnoteも更新を毎日続けられる時もあれば、しばらく書かない時を挟んでしまう。


そんな私が10歳から続けていることがある。
詩のノートだ。
谷川俊太郎さんに憧れて、書き始めたとき私はこれがいつまでも続けていけたらいいな、そんな大人になってたらいいと思っていた。
そんな気持ちではじた一冊は社会のノートに買ったはずの方眼ノートで、そこからは色んなノートに書いてきた。
今日、そのノートが131冊目に入った。
そして130冊目を書き終えた。
この130冊目は書き始めたのが2015年10月1日。
子供ができて、仕事と家事と家族のごたごたで長く詩を書かない時期もあった。
それでも、この130冊目のノートはいつもそばに置いていた。
いつでも開けるように、ボールペンを挿したままそばに置いていた。
今日から131冊目を書き始める。
このノートがまた何年もかかって書き終えるのかもしれないし、もしかしたらこのノートが最後まで書き終えられないまま、私の生が終わるかもしれない。
それでも私はこのノートをずっとそばに置いておく。
いつでも書けるようにペンを挿して。



私はあまりものを続けられない、人間だけど、書き始めた物語は必ず書き終えてきた。時間をおいても、このnoteにも戻ってきては書くと思う。
書くことだけは、続けてきたし、続けていく。
これだけが私の続けてきたものだ。と、もっとずっと先の私にも書いていてほしい。10歳の時の私のように、そう思う。



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