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秋曈 鋳蔦
2023年7月30日 00:25
発車ベルが込み上げた昨夜の泪はきっと綺麗だった耳をちぎって目を差し出したかった震えている それが僕の間では純だと思っている君の口から「殺して」と溢したろ僕は今すぐにでもキスをして、刺してしまいたかった!唇からの言葉も目も指先も、鈍色に着せてみたい本当に、本当に、本当に、愛しかった。
2023年7月29日 23:48
至る奴らに「馬鹿」と唾を吐く人間がいた。それを見て、さぞ自分が大変凝ったやつで、デパートの吹き抜けにある狼煙なのだと、自慢しているのが面白かった。もくもくと上がっているお前はみんなを見たがっている噛みついてみるもくもくと歯を見せるだが、誰もお前を見ない煙たいから
2023年7月29日 23:34
やぁ、っと。一息を紡ぐ前に溺れ死んじまって。海の奥には進めなかった。卑怯者イヤ、断じてこれは、大衆のせいではないし見守って下さった、友人のせいでもないで、あればなんと言い訳をするべきか。さて、怒涛もない情報量の世界では、口瞑ってしまうこともあるでしょう。人も3歩、歩けば忘れるもので。初夏、茹でられたことも。蜃気楼の先にお姫様を見たことも。全部、言い忘れてしまうものだすっか
2023年7月15日 04:16
ゆらゆら 力のない手で物を口に運んで 液体で飲み干すゆらゆら 内蔵を詰めた皮に布を被せるゆらゆら ただようゆらゆら 誰かが話をしているゆらゆら 体はどこだゆらゆら ベットの上かゆらゆら 馬小屋の下
2023年7月5日 22:15
お前が次に俺の目を見た時抉るそして接吻をして 笑ってやる汽車の煙に晒してはらはらと観客が冷や汗を拭いそれを殴る馬鹿にした全部を裸にひん剥いて唇に血を食ませる
2023年7月1日 01:02
嫌だな にんげんにはなりたくないなにんげんってば何でも食べて肉も食えば草も食う嫌だな にんげんにはなりたくないなつよいやつはよわいものを救わない結局弱いものいぢめなんだ嫌だな にんげんにはなりたくないな性を愛として愛を性とするんだからな心も食うから怖い怖い