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だんじょんです! ストーリー、登場人物、世界観設定。

■キャラ設定、ストーリー紹介など

ここからは、世界観やキャラの設定などを語っていきたいと思います。
時間があるときにでも読んで頂けると幸いです。
新米勇者と新米ダンジョンマスターが繰り広げるDDの世界観やキャラ設定は自分では凝っているつもりです。私自身、ポケモンやドラクエ、FF、ロマサガで育った世代ですのでどっかで見たことあるだろうという既視感は感じると思います。皆さんにもこのDDの世界観を広げて欲しいです。
最近、転生ものとか、ダンジョンものは世間に溢れてますが(笑)

・ストーリー 勇者編

とある村のとある少年はある日夢を見た。

”世界の危機が迫っています。勇者よ目覚めなさい!”

目が覚めると右手の甲には子供の頃見た絵本の勇者と
同じ印が浮かび上がっていた。
少年は幼馴染にその事を知らせた。
噂は、瞬く間に広まり
村から町へ、そして国へと広まった。
気が付いたら、勇者の印を持つものとして勇者へと

祭り上げられた少年はこの時を持って勇者となった。

新米勇者は手始めに、最近出来たと噂のDUNGEONへ
力試しに幼馴染二人、そして国から派遣された僧侶と共に
旅立つのであった。

・ストーリー 魔物編

我が産声を上げたのはこの時であった。
暗く、じめじめとして、何もない洞窟にポツリと
ただ気が付いたらそこに存在していた。
手には赤い宝珠の杖。頭の中で声が聞こえてくる。

”ダンジョンマスターよ、勇者達を滅せよ…”

我はその言葉に従わなければならない。
我の存在はそのためにある。
何者でもない我はこの瞬間、ダンジョンマスターとして
産声をあげたのであった。

”勇者を滅し、魔物達の王となれ…”

再び声が頭に響く…

目の前の瓦礫の山を見て我は思考した。

「形から入るがよかろう…」

我は、瓦礫から集めたガラクタを組み合わせ、王冠を作った。

王たるものは、王冠を頭に被っている、何故か我にはそう思えたのだ。
そして、薄暗い洞窟の奥で我は一人呟く、声に意志を込めて

「さぁ、勇者よ掛かってくるがよい…、我の力見せてやろうぞ!」

■魔物側紹介

・ダンジョンマスター

新米ダンジョンマスター、頭の中に響く声に従って
魔物を召喚したり、祭壇に祈りを捧げたり、罠を設置したりと
ダンジョンをダンジョンたらしめるべく行動する。
魔物なのか、なのか、それともまた別な何かなのか
本人もよくわかっていない。ただ、DUNGEONで生まれた。
DUNGEONを動かすために生まれた。
頭に響く声を、闇の神と勝手に呼称して崇めたり
自我はあるのかもしれない。
勇者を絶対的な悪と認識しており、勇者と相まみえる
事を楽しみにしている。
                      ※???の話

ダンジョンマスター

・スライム

どこにでも生息しているが、とくに暗くてジメジメした所を好むみたいだね。村の中や町でも見かけることはあるよ、子供につつかれたぐらいでやられちゃうから、最弱の魔物かもね…
森の薬草などをよく食べているからかな、ポーションや様々な薬によく使われているよ。
ダンジョンスライムの場合は、ダンジョンのゴミを食べて生活している。
草原や森に生息しているスライム達とはまた違う様な気がする。
ダンジョン内は冒険者の食べ残しや魔物の死体が腐っており、腐敗したものを蓄積することによって体内から毒素を放つポイズンスライムへと進化を遂げる個体もいるようだね、非常に興味深い観察対象だよ。
                      モンスター生態研究員の話

スライム
スライム

・ポイズンスライム

戦士さん、戦士さん!
耳よりの情報ですよ!ポイズンスライムの素材で解毒作用のある薬が
作れるんですよ!私も素材が手に入りますし、winwinですね!
ぜひ、お願いします!
           モンスター生態研究員

・ゴブリン

小鬼とよく世間では言われている。一人だとすぐ逃げ出すし初心者冒険者の
格好の餌食になる事がほとんど、普段は森の奥で集団生活しており
群れになるとやっかいで、特に体の大きい個体はホブゴブリンと言われてな、一体でもいると中級冒険者も手を焼く存在だ。
とにかく、ホブはイキリ散らかす厄介ものだ。眼帯を付けてるから分かりやすぞ。凶暴だから出会ったら逃げた方がいいぜ。
                          中級冒険者の話

ゴブリン

・ホブゴブリン

えっ、ホブの話を聞きたいだって?
別にいいが、前も言ったが逃げた方がいいって

そんなに気になるのか?まぁ、先輩冒険者としてアドバイスしといて
やるよ、ホブはゴブリン達を従えてイキってるんだよ。
だからな、真っ先に周りのゴブリンどもを倒すんだよ!
そしたら、ホブも血相変えて逃げ出すぜ!

                      中級冒険者の話

ホブゴブリン

・ゴブリンメイジ

ダンジョンに向かう途中の道で傷だらけの冒険者が
木の根元で、倒れこんでいた。

とつぜん…なぞのまものが…おれをおそってきて…
ぐふ…

黒い布切れを強く握りしめて息絶えてしまった。
独特な匂いから察するにゴブリンのようだが
黒い布切れからは微かにマナを感じる。
変異種のようだ。
                    旅の道中で出会った冒険者

・コボルト

あれは、狼の群れに追われてる時だった。突如俺の前に真っ赤なマフラーを巻いた二足歩行の狼が現れて、いきなり俺の右腕を持っていきやがった。
しかも、言葉も喋れてな、拙い言葉だが「チガウ、オマエ、チガウ」
って言ってきたんだ。きっと俺を誰かと勘違いしたんだろうよ。
仲間が助けてくれて俺は何とか生き残れたが、二足歩行の狼を見たら絶対に逃げた方がいいぜ。     
                        片腕を失った門兵の話        

       

・スパイダー

薬草を摘に森に出かけたら遭遇してしまったんだけど、意外に大人しいのよね。刺激しないように、ゆっくり薬草摘んで帰ったわ
噂では、ダンジョンには獰猛なダンジョンスパイダーがいるみたいね。 
私だったら怖くて近づかないわ…。
                              村娘の話

・ピクシー

ピクシーについて知りたい?あいつらは森の奥にある大樹の傍で暮らしているし、あまり人間の前には現れないぞ?臆病な奴らだからな。
まぁ我々エルフは、妖精と共に過ごしているからな。
彼らとは意思疎通が取れるんだ。
ん?ピクシーは妖精なのかって?違う違う、あいつらは魔物だよ。
正確には、妖精が魔物化したって言えばいいかなぁ…。
とにかく、妖精とは妖精とは違うよ!あいつら、冒険者の金品や食べ物
悪戯感覚で盗んでいくからな。盗人だよ。
まぁ、俺は見逃すけどな…何か後味が悪いしな。
                        中級冒険者エルフの話

 

ピクシー
ピクシー

・ハイピクシー

マナを多く吸収しダンジョン内で独自の進化を遂げた
個体のようですね…実に興味深いです。
噂でしか聞いたことないですが、特殊な魔法が使えるようですね。
ぜひ、調査をお願いしたいです!
素材が手に入ったら高値で買います、楽しみにしてますよ!

モンスター生態研究員の話

ハイピクシー

・ゴーレム

ゴーレム?ああ、マナで動く魔物だろ?ドワーフの国では労働力として一般的だぞ!魔術印を施して言う事聞かせるんだ!あいつらは疲れ知らずで昼夜問わず働けるからな!
だけど、定期的に魔法使いに頼んでマナを注入しないと動かなくなるのが面倒だな!
そのうち動力源を別な何かに変えて動かせるようになったらなって思うぜ!ガハハハッ!
まぁ、どうやって出来てんのか俺たちも興味はあるからな!古代の技術だろうよ!もっと詳しく知りたいならドワーフの国の研究者にでも聞いてみな!
                        鍛冶屋のドワーフの話

ゴーレム


■勇者側紹介 

・勇者

ある日、目が覚めたら手の甲に勇者の印が発現した青年。
いつの間にか祭り上げられて勇者になってしまった。
戦士と魔法使いとは幼馴染。村にやってきた僧侶女が気になっている。
村の近くに出来た、DUNGEONに力試しをしにパーティを組み
挑もうとはしているものの、村長や村の住人から羨望の眼差しを向けられ
気になっている僧侶からは期待されいるが…
本人は実は乗り気ではなく、本来の臆病な性格からか尻込みしている。

童顔なことを気にしている。一人称は僕
手先が器用で、自身が装備しているモノは手作り。
鍛冶師の祖父と二人で年少期から過ごしており見様見真似で
”加工”が出来るようになった。
首につけているフェイスガードは近所の冒険者がトラバサミのトラップ
に引っかかって帰ってきた際、祖父が外してくれたものを装備に加工している。どんなものでも加工できる技術を持っている、手先は器用。
戦士から熱烈な依頼を受け、犬耳フードなるものを作らされたり
魔法使いからは、毎日のように付きまとわれたり
僧侶からは、勇者として過剰に期待されたりと
不幸体質なのかもしれない。

勇者


勇者

・戦士

勇者と魔法使いとは幼馴染、重度のシスコン。
幼いころは活発で熱血漢であったが
ある日、薬草を摘みに行った妹が帰ってきたらポイズンスライムの毒にやられてしまい。重い重病を患ってしまう。
それから少し影を帯びた青年へと成長してしまい、昔のように笑えなくなってしまう。
勇者が狼の素材から作った装備を愛用している。妹にも同様の耳付き
のフードを勇者に作らせており、その偏愛ぶりは常軌を逸している。
魔法使いが昔から苦手。
勇者と共に、DUNGEONに挑むのにも理由がある。
最近、村に滞在しているモンスター生態研究員からポイズンスライムの毒素を中和する薬を作れることを聞いたからだ。
ダンジョンに多く生息していると言われるポイズンスライムを狩り、その毒粘液を採取し、妹を救うことが出来る希望を手にした戦士。

戦士
戦士

・魔法使い

勇者と戦士とは幼馴染。昔から勇者の事が好きで好きでたまらない。
幼いころはお転婆で、村のガキ大将的な存在だったが
ある日、足を滑らせて池で溺れかけた際に勇者に助けてもらい。
そこから、勇者に恋をする。
恋をした瞬間から、今までの行動を悔い改め少女らしく振舞うようになり
勇者も戦士も困惑する毎日であるが、本人は気にしていない。
勉強が嫌いだったが勇者のために魔法を学び魔法使いになった。
最近、突如現れた女僧侶に勇者が骨抜きにされているのに嫉妬の嵐である。
勇者大好き、勇者LOVEな、ちょっと危ない少女。

戦士とは、昔から喧嘩ばかりしており戦士を何度もコテンパンにしたり
戦士の妹が可愛いため、戦士にいつも嫌味を言っているため
戦士からは嫌われている。

僧侶は、大嫌い。

魔法使いになる過程で、錬金術も学んでおり。勇者は加工で装備が作れるように、魔法使いは調合を行う事ができる。

青い目を持って生まれてきた人間は、半魔と世間では言われ体内にマナを生成する器官が備わっている。そのため、魔法を使うことができるが村の外の人間からはあまりよく思われていない。勇者達の暮らす村では青い目を持って生まれる子供たちが多いため、差別のないこの村は居心地がいいのかもしれない。

魔法使い


魔法使い

・女僧侶

勇者の印を持つ者の出現により、国王の命により国の教会から村に派遣されてきた少女。
勇者の素晴らしさを村の住人に説き、勇者を担ぎ上げた張本人。
勇者様は世界を救う、唯一の存在として盲目的に活動している。

趣味は、お酒を飲むこと夜な夜な酒場に入り浸る生活を送っている。
きっと、教会で抑圧されていた反動であろう。

酒豪で酔っぱらうと手が付けられず辺り一面が悲惨な状況になる。
酒場にる冒険者達からは、クイーンと言われる始末。
DUNGEONにあるという魔酒に興味津々。実はそれも目的の一つである。
酔っぱらって毎回、勇者のお世話になる。
その度に、魔法使いはジェラシーを燃やしている。
それを、やれやれと言う様子で眺める戦士。

何はともあれ、僧侶が村に現れた事により、ヘンテコでデコボコな勇者パーティが出来上がった。
本人は、宗教上の理由で攻撃には参加できないと言う。
私は回復しかできないと言う。
あれ、でも酔っぱらったらめちゃくちゃ暴力的になるよね?
と勇者からは思われている。

僧侶


僧侶

・真なる勇者

伝説と言われるブラックドラゴンを討伐した勇者。
ダンジョンコアも残りあと1つという所まで来た時
破壊されたことによるマナの暴走により
ダンジョンが歪な形へと変化し時空の裂け目が出現。
裂け目から伝説の剣が出現したことにより
勇者は真なる勇者へと目覚める。

一人称も僕から、俺に代わり自信に満ち溢れた少年は
その手にした剣で闇の神を討伐する使命を知る。
まずは、目の前のダンジョンマスターを撃破し
因果の流れを断ち切らなければ先に進むことはできない。
そして、勇者は真実に近づくのであった。

真なる勇者

・魔剣士

□魔人剣を手にしたぞ!

魔人剣を手にした戦士は覚醒する。

元々、先祖代々虚弱体質が多く、マナを持って生まれても、そのマナを上手く扱う事すらもできない。
そんな自分が嫌で体を鍛え、研鑽を積んできた。

魔人剣を握ると力が湧いてくる。身体の毒素は全て剣へと吸収され
マナが体中を駆け巡り、戦士は魔人となった。
握る剣から放たれるマナと自身の闘気による強烈な斬撃を放つことができる。
遠く離れた魔物もさっき一刀両断した。
目の色も深い青へと変化した。


「俺、人間辞めちまったのかな…でも、これで妹を救う手段が増えたな!」

今まで、魔法使いの事が羨ましかった。
強いマナを持ち、毒の池と言われる村人が近づこうともしない池で溺れても、ピンピンしてたぐらいだ。
本来、半魔は身体が強い。
つまり病に掛かりづらい。
俺たちの住む村は、マナを持って生まれる子供たちが多い。勇者だってそうだ。
「でも、今なら少しはあいつの事も理解してやれそうだな」
戦士は、ボソッと呟いた。

魔剣士

・魔法少女ラブリー♡

~愛の戦士魔法
    少女ラブリー華麗に見参!~

ハートの眼帯とマジカルロッドを手にした魔法使いは愛のパワーが抑えきれなくなった。
「まっ…マナの暴走…!」

体中のマナがあふれ出し、頭の中に異世界の風景が流れ込んでくる。

「なっ…何これ…!?」

髪もピンクで目もピンクの女の子がフリフリの服を着てほうきもなしで飛んでるし、なんかよくわからない小動物がその少女の周りを飛び回ってる。

「すごいッ…なんか良くわからないけどすごいわ!」
とにかく見た目が可愛い。とにかくすごい。
頭の中にさらにイメージが流れ込んでくる。

「そうよ…私は…私はッ!」

一方、
勇者、戦士、僧侶は呆気にとらていた。

一体何が起きているのか、目の前で急にうずくまった魔法使いが、今度は急に立ち上がったり、唸り声を発したりと慌ただしく動き始め、謎の白い光が彼女を包み込む。

「おいッ、勇者!これ大丈夫か!?」
「う…うん、たぶん大丈夫じゃないかな…!?」
「おおっ、これは聖なる輝きですよ、神様の思し召しです」
光が収まった時、3人の目の前には目を疑う光景が広がっていた。
「まぁーじかるまじかッ!愛に溺れて愛を知る!」
突如、魔法使いの口上がはじまる。ここは彼女の独り舞台だ。
「愛の戦士!魔法少女ラブリー!華麗に見参!」
目には見えないが、頭に流れ込んでくる。
彼女の後ろではど派手なレインボーな爆発演出が…
魔法少女ラブリーの誕生の瞬間である。


魔法少女ラブリー♡

・クイーン

酒場の女王として君臨する存在。
村の酒場は腕っぷしの強い冒険者やならず者が多い中で
彼らからは羨望の眼差しで崇められている。

□酒場にて
僧侶は、村に来て勇者を担ぎ上げる事に尽力していた。
本来、神職は酒は厳禁である。
村長宅で、勧められて無下に出来ず、口にした酒の味が忘れない僧侶。
その足は、村の酒場へと向かっていた。
(ダメです、ダメなんです…でも、あの味が忘れらない。)
頭の中で僧侶は葛藤する。
気が付けば、僧侶は酒場の椅子に座っていた。
「姉さん、その恰好僧侶だろ?いいのかい?こんな所来ちまって?」
いの一番にゴロツキが早速絡んできた。
今どき珍しいモヒカンだ、きっと毎日セットが大変だろうにと僧侶は思った。
「いいのかい?いいのかい?飲んじゃってい…い〜のかい!」
既に泥酔状態であろうゴロツキは私の周りを右往左往。
酒臭い匂いをまき散らしながら、なおも絡んでこようとする。
゛私の中で何かが切れた ゛
ええいままよ!
やっけくそッ!やっけくそッ!頭がグルグルする。
どうにでもなれ!
「マスターぁ!エール1つ!!」
柄にもない、大声で私はエールを頼んだ。
「あいよ、ほらエール!」
頼むであろうと思われていたのかすぐさまエールが出てくる。
黄金色したエールはしゅわしゅわと音を立てて私を誘惑する。
私はそれを、一気に飲み干した。
先程、出しすぎて喉が少し傷んだがエールがそれを癒やしてくれる。うまい。
そう、旨いの一言に尽きる。
「ひゅ~ぅ、やるねぇ姉さん」
なおも、絡んでくるゴロツキ…
私は、再びエールを頼み、それをまた一気に飲み干す…
抑圧された欲が解放されてた瞬間である。

そして、伝説へ−

夜が明けて、僧侶は目を覚ます。
酒場はひどい惨状であった。
カウンターはへし折れ、机も真っ二つ、椅子は原型を留めておらず木塊となっている。割れた酒瓶や食器が足元に散乱しており、歩く度にガシャガシャと音を立てる。
「おっおい、姉さんが起きたぞ…」
昨日いの一番に絡んで来たゴロツキがボソッと呟いている。
「ばッ…ばか野郎、クイーンと呼べ、クイーンはそう仰られてただろう!」
ゴロツキよりも更にガタイの良い冒険者が、小声でどつきながらゴロツキに言う。
マスターは両手を前で組み、ニコニコと笑みを絶やさない。
一体、昨晩何があったのだろうか…
とにかく、ここを去ろう。
何か言われる前に…

私が、入り口へ向かおうとすると
一列に綺麗に整列して斜め45度の綺麗なお辞儀。

「クイーン!いってらっしゃいませ!」
男達の怒号ともとれる合唱が店内に響き渡る。
そこには、調教された人たちしかいなかった。
僧侶は深く考えるのをやめた。
初めての二日酔いに苛まれながらも、居心地の悪さと良さが同居している複雑な心境
「いっ…いってきます…。」
私は、そう言い残した方が良いと判断し言葉にして、そそくさとその場を後にした。

宿について、湯を沸かし身体を清める時に水面に映る顔に傷があることに気がついた、くまなく身体をみてみると全身に、擦り傷や切り傷など生傷が多数ついていたのだ。
「ヒール、ヒール、ヒールですッ!」
何かの間違いであってほしい。
身体の傷は癒えたが、心に傷をおった。

しかし、酒に魅入られた僧侶。
葛藤しながらも誘惑に負け続ける。
それからも、あしげなく酒場に通うのであった。

クイーン

・バトルプリースト


バトルプリースト

■用語集(解説)

・DD(ディーディー)

だんじょんです!の略語です。

・DM(でぃえむ)

ダンジョンマスターの略です。

・HP(エイチピー)

ヒットポイントの略です。体力ですね、これがなくなると勇者側は死んでしまい。魔物側は消滅してマナに帰ります。

・ATK(アタック)

アタックの略です。攻撃力です。勇者達や魔物達が与えるダメージの指標です。装備やスキル、アイテムによって変わることもあります。

・マナ

DMが祭壇に祈りを捧げることで手に入ります。闇の神がDMに恩恵を与えます。

・闇市

闇の神が、DMのために用意した異空間からマナを支払い、罠などを手に入れる事が出来ます。

・ゴミ箱

いわゆる、トラッシュとか墓地とかです。適当な名前しか思いつかなかったのでこうなってしまいました。用意できるカードが際限なく必要になりそうなので、ゴミ箱にいってしまったカードは再利用できます。
加工、調合などでゴミ箱に行ってしまったカードは任意で引っ張ってこれます。一つ考えていることは、素材はそのカードの上にダメージチップを乗せてカウントする方法です。

・山札

魔物側と勇者側で内容は違いますが、ダンジョン内で役立つアイテムや罠などが用意されているものです。

・特殊カード

魔物の進化ユニットや特殊条件を満たした場合に持ってくるカードです。山札には存在しません。別なところにおいて置きましょう。置き場所…

・ダメージチップ

10、50、100と用意する予定です。あっ、進研ゼミで見たやつだ!
ポケカをやっている人なら持っていると思いますが、ダメージを可視化するのって便利ですよね!

・ダメージ計算

DDには難しいダメージ計算は使用しません。足し算、引き算、掛け算だけです。基本的にダメージも最小が10~上限なしという感じです。

・闇の神

DMを生み出した存在、こことは違うどこか違う異界に住まう。神秘の力で時を操り、時空を歪めたりできる。DMからは闇の神と言われているが本人は認めてはいない。協力的だったり協力的じゃなかったり、用意された祭壇に祈りを捧げマナを供物として捧げることでモンスターを召喚したり、闇市を用意してやったりしてくれる。


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