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金投資は純金積立が最強
私は金投資が大好きという記事を昨日書きました。
今回は私が金投資の中でなぜ純金積立を選んだのかという理由を解説していこうと思います。
純金積立の主なメリット
純金積立のメリットはいくつかありますが、よく言われるのは毎月定額でかつ少額から積立を始められることです。
イメージとしては投資信託に近いですね。
他にも、純金積立は金の現物の裏付けがあるということです。
積立てた金は一定の手数料を払うことによっていつでも現物と交換することができます。
実態として現物があるということが安心感にもつながります。
ただし、金ETF(上場投資信託)などで現物と交換可能なものもあります。
なのでこの点は純金積立を選ぶ決定的な理由にはなりません。
私が純金積み立てを選んだ真の理由
では、株式や債券で投資信託を選んでいる私が、なぜ金については純金積立を選んでいるのか?
その最も大きな理由は税制です。
意外と知られていないことなのですが、純金積立は圧倒的に税制が有利です。
投資信託やETFの場合は、株や債券などと同じで利益の約20%が税金として取られます。
純金積立の場合はそれとは仕組みが少し異なっていて、総合課税の譲渡所得という形になります。(投資信託などは申告分離課税)
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で、ここがポイントなのですが総合課税の譲渡所得には50万円の特別控除というものがあります。
つまり、利益が50万円以下の場合は所得が0円とみなされ税金がかからないのです。
売却金額ではなく、利益が50万円なので枠としては結構大きいですし、しかもこれが毎年使えるわけです。
なので毎年利益が50万円以下に収まるように・・・
という感じで圧倒的に節税できるので私は純金積立を選んでいます。
金投資の税制について詳細を知りたい方は以下が参考になりそうです。
ただし、NISA枠が余りそうな人がこの限りではありません。
NISAの対象商品の中に金の投資信託やETFがあるようですので、そちらに投資しても非課税で運用することは可能です。