見出し画像

第7期京都ライター塾・受講レポート【第5回:新規仕事を得るために】

2022年10月2日(日)AM9時~12時、第7期 京都ライター塾・第5回「新規仕事を得るために」を受講しました!
過去4回の講義とは異なり、「書く」こと以外で仕事を得るために必要なことを、たくさん学びました。
仕事を依頼してもらうためには?企画の立て方って?見積の出し方は?
…「書く」以外の作業の多さに圧倒された3時間。
以下、当日のレポートをお届けします!

前回のレポート記事は、こちらです~。


(1)仕事を依頼してもらうためにできること

そもそも、何もせずに仕事がやってくることはありません。
これまでの講義の中で、お話に出ていたことも含めて、改めて何ができるのか、以下の点から考えていきます。

・公式サイト(ブログ)を持つ
・実績を作ってそのサイトに載せる
・クラウドソーシングに登録する
・誰かに紹介してもらう
・出版社や編プロに企画を提案する

➊公式サイト(ブログ)を持ち、実績を載せる

「即効性はないかもしれないけれど、自分のサイトやブログで発信を続けていると、思いもよらない誰かが見てくれて、仕事に繋がることがある」と、江角さん。今のお仕事の中にも、サイトやブログがきっかけになったものがあるそうです。

公式サイトやブログは、一方的に自分のことを発信する場ではなく、何が得意で何が好きかを、第三者に知ってもらうための場でもあるんですね。
私も開業に向けて、コツコツ立ち上げようと思います~!

➋誰かに紹介してもらう

ライターの仲間を作ることや、一緒に仕事をしたいなと思われる人になることが、仕事を依頼されるきっかけにもなるそう。
「仕事は“会社”ではなく、“人”を通じてやってきます」と、いうお話が印象に残りました。あくまでも、人。

そのためにも、「〆切を守る」「(進捗状況の報告など)コミュニケーションが取れる」といった、書く技術以外の基本的なことが大切なんですね…。
でもこれって、ライターに限らず、どんな仕事にも通じることだなぁと、改めて姿勢を正したのでした。

周囲の人との関わり方に気を配り、やりたいことを発信しておくことで、誰かが私を思い出してくれて、仕事の依頼がやってくる…ライターになり、そんな良い循環を実現できたら、理想的なのかもしれません。

➌企画を提案する

売れっ子ライターさんは、全員しているという「企画を立てて、持ち込む」ということ。
ポイントは、“自分”ではなく、“企画”を持ち込むことだそう。
とはいえ、新米ライターが企画を立てて持ち込む!?と、気後れしてしまいますが、以下のステップで考えていくと、糸口が見つかりそうです。

1)書きたい媒体を調べる:好きな媒体、自分と合いそうな媒体
2)媒体を知る:コンセプトは?読者の興味があることは?
3)媒体・読者・自分が重なる部分を見つける

1)~3)をふまえて、企画の立て方をさらに考えていきます。

(2)企画を立ててみる

企画は、誰をターゲットにするのか?誰に会って何の話を聞きたいか?といった観点をヒントに、立てていくことができます。
また、今ハマっていることや悩んでいることなど、自分の興味があることも立派な企画のタネに。
その時に意識しておくと良いのは、以下の4点です。

➊独自性はあるか?
➋具体性はあるか?
➌実現可能か?
➍話題性はあるか?

タネが見つかったら、さらに掘り下げ、どんな切り口で何を伝えたいのか、深めていきます。
ここで「デジスタイル京都」という、イベントや観光、グルメなど様々な京都の楽しみ方を届けるWebサイトでの連載を例に、見ていきましょう。

江角さんやライター塾の過去の受講生の方々も、実際にこちらのサイトへ企画を出し、採用されたそう!
先輩方の連載は、クッキー缶や文具という自分の好きなものに、「京都」を掛け合わせた、とても素敵な読み物です。
いつかこんな連載をもってみたいなぁと、あこがれます。

そんな先輩方の例を参考に、企画書のフォーマットや書き方について学びました。先方に、忙しい中でも目を通してもらいやすいよう、A4一枚におさめるのがポイントだそう。
早速、次回の講座までに企画書を提出するという課題をもらいました。
私はどんなことが書けるのかなぁ…

(3)いざお仕事をするとなったら

(2)で企画が通った場合もしかり、ライターの仕事は基本的に、クライアントの依頼を受けて、見積りを提出することからスタート。(場合によっては、先方から金額提示があることも。)

この「見積の出し方」は、江角さんも苦労されたそう。
大事なのは、価格に、自分の価値を反映することに囚われず、自分がする作業と時間、ほしい時給をもとに計算して出すということ。
なるほどこれなら、淡々と算出ができそうです~。

先方が提示する予算と合わないときは、交渉をしてみると意外と、希望を聞いてもらえることも多いとか。
交渉のポイントは、希望金額を伝えることと、その根拠も合わせて伝えること。それをさらっと聞くこと。

今のお仕事では、見積を依頼する側なので、出す側の手法を知ることができたのは、とてもよかったです。
そして、そう遠くない将来に、見積書をばんばん書いているようになっていたいなと…!

(4)自己分析ノートワーク

講座期間中、コツコツ書き進めてきた自己分析ノートも、いよいよ最終章へ。これからの自分をイメージし、計画を立てたことを発表していきます。

私は、3年後にライターとして自立し、充実した日々を過ごしている姿を思い浮かべながら、今からできることをピックアップしていきました。
ボイスレコーダーや名刺などの必要な道具をそろえたり、noteで記事を書いたり、公式サイトを作ったり…できることは、たくさんありそうです。

●まとめ

以上、ライターの仕事の中で、書くこと以外の部分にたっぷりフォーカスした今回の講義。
前回までは、書くことに注力できて、ルンルン気分が大きかったのですが、今回の講義で、また不安がむくむくと。

正直なところ、講義終了後には、企画を立てて、売り込んで、書いて…はたして自分にそんな能力があるのか?前回課題のインタビュー原稿も、赤字たっぷりで未完成なのに?と、ひたすら後ろ向きな気持ちになってしまいました。

ですが、それでもライターになって、色々な人に出会い、これからの人生を豊かなものにしていきたい。書くことで誰かの役に立ちたい。喜ばれたい。
コツコツと技術と実績を積み重ねて、一流のライターを目指したい…。

そんな願いと野望、不安が頭の中でぐるぐると渦巻いています。
でも、いよいよ次が最後の講義です…!

その間、課題の企画書やインタビュー原稿のリライト、これまでの講義の復習や、書く練習も…できる限りライターになったつもりで、過ごしてみようと思います。
(とりあえず、先月から取り組んでいた、Instagramへの連続投稿♯21日間チャレンジはぶじ達成!うれしい!)

以上、第7期京都ライター塾・5回目のレポートでした!
最後までお読みくださり、ありがとうございました〜。

いいなと思ったら応援しよう!